シラバス情報

授業科目名
コンサルティングプロジェクト
(英語名)
Consulting Project
科目区分
講義・実習
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCBMS5MCA9
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・実習 (Lecture/Practical Training)
開講時期
2025年度後期
担当教員
田中 隆、黒野 秀樹
所属
政策科学研究所、非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標17
オフィスアワー・場所
後期:月曜の授業終了直後、月曜13:00〜13:45・研究棟Ⅰ A429研究室
連絡先
support-tsukuru@office.zaq.jp、t-tanaka@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎/4◎/1〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
本講義の目的は、中小企業等の需要を見据えた経営と収益向上の実現に向けて、消費者ニーズに適応した商品開発・商品構成・販売方法について、また商談会・展示会等において効果的な販路開拓を展開するために必要な情報提供等について、必要な知識や技術を習得することである。

【到達目標】
本講義の到達目標は、中小企業等が取扱う商品・サービスに関連する需要動向に関する情報の収集・整理・分析を行い、それら情報について商工会等を通じて中小企業等に提供することに関わる過程で、上述したコンサルティングプロジェクトの講義目的に関する知識や技術を、博士前期課程の学生に相応しい水準で獲得することである。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:産学連携、需要動向、消費者ニーズ、アンケート調査
講義内容・授業計画

【講義内容】

商工会や中小企業等との産学連携事業を予定している。中小企業等が取扱う商品・サービスに関連する需要動向に関する情報の収集・整理・分析を行い、それら情報について商工会等を通じて中小企業等に提供する。消費者ニーズに適応した商品開発・商品構成・販売方法について、また商談会・展示会等において効果的な販路開拓を展開するために必要な情報を提供する。


【背景】

中小企業の多くは、商品やサービス需要に関する情報も乏しく、自ら需要や市場動向をリサーチすることは困難なことから、経験と勘に頼った需要の把握に留まっている。事業環境の変化が激しい中、今後需要を見据えた経営をすすめ、収益の向上を実現するためにも本事業が必要となる。


【授業計画】

第1回〜第15回(以下、ある年度を参考にした授業計画予定。年度の状況よって変更される可能性がある)
  1.アンケート調査      
   ①9月(土, 日) 調査時間9:00〜12:00       
   ②11月(土, 日)調査時間9:00〜12:00    
  2.アンケートの分析結果から得られる情報の提供      
   報告書 編集作成  2026年1月末提出


☞ 9月アンケート調査実施前にオリエンテーションを実施。授業回数に組入れ調整。
☞ 調査日も授業回数に含むものとする。
☞ 産学連携事業としての成果が、地域中小企業及び地域活性化に資するよう進める。
なお、講義目的及び到達目標や講義内容・授業計画において、変更が生じる場合がある。


教科書
フィールドスタディのためナシの予定
参考文献
過年度調査・報告書、講義進行状況に応じ適宜紹介
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業の準備として、論文・資料等の講読、報告の準備等(30h)
【復習】授業後の確認として、論文・資料等の読み直し、論点整理等(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
ディスカッションを通じて、学生が難しい問いに向き合うことを支援する。
また、学生が研究に関する資料や研究データ等について理解を深め、物事を論理的・多面的・客観的に捉えることができるようにする。
加えて、グループ単位でのプレゼンを実施することもあり得る。
成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】

授業やオリエンテーションで議論した内容を正確に理解し、十分な準備に裏打ちされた正確で論理的な分析作業に取り組んだ者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度、研究報告のオリジナリティ・新規性・精緻性等に応じてSからCまで成績を与える。


【成績評価の方法】
☞ 個々の力を結集し、チームワークを高め、全員一丸となった取組を望む。
☞ 大学院1回生として「自ら研究する」積極的姿勢を推奨する。
☞ 成果物(調査報告の内容重視):40%  取組姿勢(積極的取組):40%
  現地での報告会(聴き手の評価)20%
☞ 加点評価ポイント:ゼミでの参加姿勢、発表内容、レポート内容

課題・試験結果の開示方法
課題やレポート等については、提出後の次回に授業で解説等を行う。
また、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。


履修上の注意・履修要件
本講義は、長元耕司、田中隆が担当する。

授業中に指示した論文・資料等について、十分な予習・復習をして授業に出席すること。
学籍の身でありながら、成人であることから社会人としてのマナー、タイムマネジメント 報連相なども評価の対象とする。

授業は原則として対面で実施する。 
実践的教育
該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。