シラバス情報

授業科目名
スポーツマネジメント研究
(英語名)
Sport Management
科目区分
主専攻科目
対象学生
社会科学研究科/環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KC9995MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
担当教員
伊藤 克広
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
火曜日昼休み30分。研究室(体育館1F)。
連絡先
itokatsu@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/3◎/4◎
全学DP
1-1◎/2-2◎/3-2◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力

講義目的・到達目標
<目的>近年、eスポーツによる地域活性化や地域創生という新たな動きがみられる。兵庫県においても有馬温泉や城崎温泉が先進事例として全国から注目されており、スポーツマネジメントやスポーツマーケティングの視点から研究が進められている。さらに、学校スポーツの1つである「部活動」については学校から地域へと実施主体が移ろうとしており、その方策や資源(ヒト・モノ・カネ・情報)獲得に関して各自治体で様々な動きが活発化している。
スポーツは社会や文化の様態に合わせて様々な形を見せる。「スポーツは社会を映す鏡である」という言葉をそれを端的に表している。スポーツが社会に与える様々なインパクトについて社会科学の視点から読み解き、今後の動向を探ることはスポーツのみならず社会においても必須である。
本演習では、スポーツの普及や推進、スポーツイベントのインパクト等に関する調査報告や論文を詳読し、ディスカッションを行い、社会におけるスポーツの役割などについて社会科学の視点から読み解いていく。

<到達目標>スポーツに係るマネジメントやマーケティングについて社会科学の視点から理解を深め、知識・技能、思考力、判断力を習得し、表現する。
授業のサブタイトル・キーワード
<キーワード>スポーツ文化、生涯スポーツ、レジャー、スポーツ法
講義内容・授業計画
<内容>スポーツマネジメントやスポーツマーケティングに関する書籍、論文、報告書等を詳読し、その内容についてディスカッションを行うことで、今後のスポーツ推進やスポーツマネジメントの動向等について理解する。

<授業計画>
1.ガイダンス:スポーツとは
2.スポーツの歴史、発展。文化としてのスポーツ。
3.スポーツ政策:スポーツ基本法とスポーツ基本計画第3期。
4.スポーツ推進に関する文献の詳読、ディスカッション1
5.スポーツ推進に関する文献の詳読、ディスカッション2
6.スポーツを巡る現状:子どもとスポーツ。地域スポーツクラブと運動部活動。
7.子どもとスポーツに関する文献の詳読、ディスカッション1
8.子どもとスポーツに関する文献の詳読、ディスカッション2
9.スポーツと地域活性化:eスポーツと地域活性化。
10.eスポーツに関する文献の詳読、ディスカッション1
11.eスポーツに関する文献の詳読、ディスカッション2
12.スポーツイベントのインパクトとレガシー:正のレガシーと負のレガシー。
13.スポーツイベントに関する文献の詳読、ディスカッション1
14.スポーツイベントに関する文献の詳読、ディスカッション2
15.まとめ
教科書
特に指定しない。授業で適宜提示する。
参考文献
市川宏雄(2015)「TOKYO2025東京2025ポスト五輪の都市戦略」(東洋経済新報社)
間野義之(2015)「奇跡の3年2019・2020・2021ゴールデン・スポーツイヤーズが地方を変える」(徳間書店)
村井満(2023)「天日干し経営」(東洋経済新報社)
大野貴司(2020)「現代スポーツのマネジメント論」(三恵社)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
<事前学習>講義で使用する書籍や論文の読み込み(30h)

<事後学習>演習で学んだ内容についての小レポート作成(5回、30h)
アクティブ・ラーニングの内容
ディスカッションを行う際には司会進行役を設定し、その指示に従い履修者同士で討議を行う。
成績評価の基準・方法
<基準>目的、到達目標に記載している知識・技能、思考力、判断力、表現力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

<評価の方法>小レポート30%、最終レポート40%、受講態度(積極的な発言や質問等)30%を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートについては次の演習内で返却し、コメントする。

履修上の注意・履修要件
本演習は神戸商科キャンパスにて開講するため、開講時間に神戸商科キャンパスに来ることができることが前提となる。
受講に際しては、演習形式であるため積極的な発言を求める。

授業は原則として対面方式で実施する。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。