シラバス情報

授業科目名
経営戦略
(英語名)
Business Strategy
科目区分
基本科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCMMS5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
担当教員
當間 克雄、秋山 秀一、亀井 芳郎
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること
連絡先
初回授業で案内する

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
経営戦略についての体系的な知識を理解し、経営戦略の策定について支援対象企業に対し的確な指導・支援・アドバイスができるスキルを修得する。
【到達目標】
1.経営戦略策定のための経営戦略理論を体系的に整理できていること。
2.経営戦略を策定するため、的確かつ必要な分析ができること。
3.分析結果を踏まえ、論理的なステップで経営戦略を導けること。
授業のサブタイトル・キーワード
戦略マネジメント・競争戦略・創発戦略・伴走支援
講義内容・授業計画
【講義内容】
 経営戦略についての体系的な知識を理解し、経営戦略の策定について事例をもとにグループ演習を中心に学ぶ。

【授業計画】
1.経営戦略とは
 企業経営における経営戦略の役割、企業活動レベル毎の特徴について
2.1についての演習
 企業事例もとに経営戦略の役割についてグループで討議し発表する
3.経営戦略のアプローチ
 経営戦略の諸理論の類型と戦略策定プロセスについて
4.3についての演習
 企業事例をもとにグループで討議し発表する
5.経営戦略の立案プロセス
 経営戦略の立案プロセス、計画的戦略と創発的戦略の違いについて
6.5についての演習
 戦略形成について中小企業の事例をもとにグループで討議し発表する
7.市場・顧客分析
 成長マトリクス、4Pによる市場と顧客分析について
8.7についての演習
 中小企業の事例をもとにグループで討議し発表する
9.競合他社の戦略分析
 競争の基本戦略とFive Forces、3Cを用いた競合の戦略分析について
10.9についての演習
 中小企業の事例をもとにグループで討議し発表する
11.内部資源の分析
 SWOT、VRIOを用いた内部資源の分析と資源配分について
12.11についての演習
 中小企業の事例をもとにグループで討議し発表する
13.事業領域の選択
 市場、競合、内部資源分析による事業領域の選択プロセスについて
14.13についての演習
 コンサルタント、会社側に分かれて討議し結果を発表する
15.経営戦略の視点から各自の調査分析・発表
 各自の事例調査発表とピアレビュー
16. 発表と講評
 各自の事例調査発表とピアレビュー、講評と振り返り

生成系AIの使用について:
レポートの作成において、生成AIの利用は認めない。


教科書
特に指定しない。講義で必要となる資料はその都度配付する。
参考文献
・伊丹敬之(2012)『経営戦略の論理』日本経済新聞社。
・ヘンリー ミンツバーグ他(2012)『戦略サファリ 第2版 -戦略マネジメント・コンプリート・ガイドブック』東洋経済新報社。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】講義で指示する次講までの課題について解答する。(30h)
【事後学習】講義中の課題について復習し、自分なりの整理を行う。(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
グループ・ディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】出席を前提に、平常点(授業への貢献度、プレゼンテーションの内容、レポート等:40%)及び期末発表とレポート(60%)により評価する。

課題・試験結果の開示方法
課題は次回の授業で行い、定期試験は学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
本科目は中小企業診断士登録養成課程の履修者を対象とする。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。