シラバス情報

授業科目名
ケア文化論英語演習
(英語名)
English Seminar for Caring Cultures in Nursing
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
3年
ナンバリングコード
ANNBN3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
西村 周浩
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
授業終了後またはアポイントメントにより教室/研究室にて
連絡先
kanehiro_nishimura@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
7◎/8◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】アメリカの看護学専門誌American Journal of Nursingに掲載された看護師・医療従事者によるエッセイを取り上げる。患者たちやその家族と向き合った彼らのストーリーを読み進めながら、エッセイの中で扱われているアメリカ医療と生活に関わる事柄について自分の意見を論理的に伝えられるよう養成する。
【到達目標】1)英文の語順に即した精読を通じて文章から正確かつ詳細な情報を読み取り、2)エッセイの随所に見られる医療英語の自然な表現や重要語句を用い、3)アメリカ医療の実情を日本と比較しつつ、それに関わる諸問題について意見の表明ができること。
授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】看護・医療分野のことばと文化
講義内容・授業計画
【講義内容】指定した教科書に取り組むことで英文読解のスキルを向上させ、理解した内容を明解な表現で伝える練習を重ねていく。また、その内容や関連する事案についてディスカッションも行う。

【授業計画】
1.Introduction, Unit 1: No regrets
2.Unit 1: No regrets
3.Unit 2: Ordinary Things
4.Unit 2: Ordinary Things
5.Unit 4: Promises to Keep
6.Unit 4: Promises to Keep
7.Unit 7: A Nurse’s Mother’s Nurses
8.Unit 7: A Nurse’s Mother’s Nurses
9.Unit 8: A Place for Palliative Care
10.Unit 8: A Place for Palliative Care
11.Unit 9: My Turn
12.Unit 9: My Turn
13.Unit 10: Big Love
14.Unit 10: Big Love
15.Review

※ 課題等に関して、教員が認める範囲を超えて生成AIを使用したことが判明した場合、単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。
教科書
Tanaka, Yoshifumi, Reflections—Learning English through Real Nursing Stories, Sanshusha.
(生協にて販売)
参考文献
・ キクタンメディカル5:看護とケア編(アルク;学術情報館ウェブサイトにて閲覧可).
・ Cambridge Dictionary: English Dictionary (online).
・ Merriam-Webster (online).
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】「講義内容・授業計画」に基づき、次回分の教科書該当箇所を予習(30h)。
【復習】当該回の授業内容の復習(15h)、理解度確認テスト・意見表明に向けた準備(15h)。
アクティブ・ラーニングの内容
教科書の内容について授業参加者の間でディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】アメリカ医療事情に関する英文の意味を正しく説明し、それについての自分の意見を論理的に伝えることができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】理解度確認テスト70%・英文解説や意見表明など授業での積極的発言30%をベースとして総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
予習対象の課題や理解度確認テストの解説は授業内で行う。
履修上の注意・履修要件
語義の確認など基本的な作業を怠らず、その記憶にも十分な時間をかけるようにしてください。英語の語順にできる限り密着した解釈を行っていくので、日本語の一般的な語順にそった和訳を予習段階で用意する必要はありません。また、意見等の積極的な発信を重要視します。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。