![]() 教員名 : 西村 周浩
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授業科目名
総合ゼミ
(英語名)
Synthetic Seminar
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
ー
対象学生
看護学部
学年
4年
ナンバリングコード
ANNBN4MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
西村 周浩
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
授業終了後またはアポイントメントにより教室/研究室にて
連絡先
kanehiro_nishimura@cnas.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
7◎/8◎/2〇
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】「言語学に触れる」。日常何気なく使っている言語。その言語が一体どのように機能しているのかを考え、日頃単に「不思議」「面白い」で済ませている言語現象に対し学問的理解を深めることを目指す。
【到達目標】言語学は非常に広範囲にわたる学問領域で、その全てを短時間で網羅することはできない。言語学の基本的な知識を土台に、看護領域に関連しうる以下のトピックにフォーカスを絞り、それらに関して概略的な説明ができるようになることを目標とする。1)言語における音声とは? 2)言語における単語とは? 3)コミュニケーションにおける言語とは? 授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】言語学、音、語、コミュニケーション
講義内容・授業計画
【講義内容】
・音声学・音韻論 言語は多くの場合、音声を材料として意思伝達の役割を果たしている。そこでまずは人がどのように音を作り出し、それを言語の枠内で運用しているか考察する。英語などの外国語を学習する際、音声への理解は発音や聞き取りの大きな助けとなる。また、医療の場においても、様々な理由で発音に困難を抱える患者がおり、音に関する知識をもつことはそうした患者に寄り添う上で助けとなるだろう。 ・形態論 我々は日々膨大な数の単語を使用しているが、それらの単語はどのようにして作られているのだろうか。様々な形成法があるものの、そこには一定のルールが働いている。こうした事柄を学んだ上で、医療現場で用いられている欧米系言語の専門用語に着目する。どのような仕組みで形成されており、さらにはどのような歴史的背景をもつのか検討していく。これにより、難解な医療用語が有する微妙なニュアンスを読み取ることができるようになるだろう。 ・語用論 言語は高度に組織化された構造体だが、日々の言語使用は必ずしも完璧で整然としたものではなく、コミュニケーションの過程で予期せぬ誤解が生じる場合もあれば、全てを語らずとも意思が伝わることもある。看護の場においてもこうした状況は起こりえる。その発生の理由を理解しておくことは、患者やその家族、また医療現場でともに働く同僚との関係を深化させる際の一助となるだろう。 【授業計画】 1.導入、音声学・音韻論(1) 2.音声学・音韻論(2) 3.音声学・音韻論(3) 4.音声学・音韻論(4) 5.音声学・音韻論(5) 6.音声学・音韻論(6) 7.形態論(1) 8.形態論(2) 9.形態論(3) 10.形態論(4) 11.形態論(5) 12.形態論(6) 13.語用論(1) 14.語用論(2) 15.語用論(3) ※ 課題等に関して、教員が認める範囲を超えて生成AIを使用したことが判明した場合、単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。 教科書
教員が配布物を準備。
参考文献
斎藤純男『言語学入門』(三省堂) ※ その他、授業時に適宜紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】「講義内容・授業計画」に基づき、次回分の範囲を予習(30h)。
【復習】当該回の授業内容の復習(30h)。 アクティブ・ラーニングの内容
言語学の様々なトピックについて授業参加者の間でディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】授業で扱うトピックについてその概要を論理的に説明できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、 S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】理解度確認テスト60%・平常点(積極的な発言等)40%をベースに総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
予習対象の課題や理解度確認テストの解説は授業内で行う。
履修上の注意・履修要件
意見等の積極的な発言を重要視します。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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