![]() 教員名 : 上村 浩一
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授業科目名
環境衛生学概論
(英語名)
Environmental health and Hygiene
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
3年
ナンバリングコード
ANNBN3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
担当教員
上村 浩一
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
月15〜17時・火13〜14時・5F研究室
事前連絡が望ましい 連絡先
hirokazu_uemura@cnas.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/5〇/7〇
研究科DP
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全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】生態系はもちろん、生態系以外のさまざまな環境(職場環境、食環境など)もヒトの健康に密接に関わっており、様々な対策が講じられている。本講義では、化学的・生物学的・物理的環境要因による健康影響や地球環境問題、各環境に特有の健康影響を深く理解し、各環境の課題や対策等を説明できることを目的とする。
【到達目標】さまざまな環境に特有の健康影響や対策・課題を深く理解し、看護師・保健師・助産師や教職に携わる者として様々な健康問題に幅広く対応するための提案ができること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:さまざまな環境における健康影響や対策
キーワード:環境、化学的要因、生物学的要因、物理的要因、健康影響 講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では、健康・医療における予防の概念、健康・衛生指標等の基礎的事項を講義し、次いで、近年、世界的な問題となっている地球温暖化などの地球環境問題や化学的・生物学的環境要因による健康影響、さまざまな環境に応じた健康対策(産業保健、食品保健、学校保健等)などについて講義する。
【授業計画】 1. 健康と予防の概念、健康・衛生の指標 2. 医療における予防の概念、スクリーニング 3. わが国の人口動向と疾病統計(がん) 4. わが国の疾病統計(生活習慣病等)、わが国の生活習慣の現状 5. 医療提供体制 6. 地球環境問題(地球温暖化等)による健康影響と対策 7. 環境と疾病との関係、化学的環境要因による生体影響と環境リスク対策 8. 公害と健康障害、わが国の環境保全対策 9. 環境ホルモン問題(ダイオキシン類の健康影響等) 10. 食環境と健康影響(食中毒等) 11. 生物学的環境要因への対策(感染症対策等) 12. 産業保健総論 13. 労働環境の健康影響(職業病等) 14. 放射線の人体影響 15. 廃棄物の適正処理(医療廃棄物を中心に)、最近の環境保健ニュースとまとめ 定期試験 ※この科目は、生涯広域健康看護実習後に毎週3コマ程度実施するため、授業期間は12〜1月となる。 ※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
講義資料を事前に配布する。
参考文献
厚生の指標 国民衛生の動向 厚生労働統計協会(図書館にあり)
系統保健師講座 公衆衛生 医学書院 清水忠彦・佐藤拓代編集:わかりやすい公衆衛生学 ヌーヴェルヒロカワ 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前に配布する講義資料の部分を事前読み込み(一コマあたり60分)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために講義資料を読み直し(一コマあたり60分) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
さまざまな環境における健康影響や健康対策を理解できた者について、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力等)の到達度に基づき、S(90点以上), A(80点以上), B(70点以上), C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 定期試験(100%)を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
定期試験は、授業アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。
履修上の注意・履修要件
授業中に提示した課題や事前・事後学習はもとより、配布した講義資料や「講義内容・授業計画」に記載したテキストの該当箇所について、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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