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						教員名 : 大村 佳代子 
						
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					 授業科目名 
							看護研究法Ⅲ 
							(英語名) 
							Advanced Nursing Research 3 
							科目区分 
							ー 
							看護学基盤科目 
							対象学生 
							看護学研究科 
							学年 
							1年 
							ナンバリングコード 
							ANNMN5MCA7 
							単位数 
							1.0単位 
							ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。 
						授業の形態 
							講義・演習 (Lecture/Seminar) 
							開講時期 
							2025年度後期 
							(Fall semester) 
							担当教員 
							大村 佳代子 
							所属 
							看護学研究科 
							授業での使用言語 
							日本語 
							関連するSDGs目標 
							目標3 
							オフィスアワー・場所 
							7F研究室・アポイント要 
							連絡先 
							kayoko_omura●cnas.u-hyogo.ac.jp(●は@) 
							対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標 
						二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。 
						学部DP 
							ー 
							研究科DP 
							4◎/2〇 
							全学DP 
							ー 
							教職課程の学修目標 
							ー 
							講義目的・到達目標 
							【目的】 
							研究課題に対して適切な質的研究法を選択でき、信頼性と妥当性のある研究プロセスを踏むことができる。 【到達目標】 1.質的研究の調査・分析の研究プロセスを実演できる。 2.質的研究における信頼性と妥当性について説明でき、評価のポイントについて説明できる。 3.論文クリティークを通して、様々な質的研究の適用範囲・研究成果・限界等の違いを比較し、研究課題に合った質的研究法の選択方法が説明できる。 授業のサブタイトル・キーワード 
							サブタイトル:質的な看護研究を行うための知識・技術を身につける 
							キーワード:質的研究、インタビュー、コード化、カテゴリ化 講義内容・授業計画 
							【講義内容】 
							前半は質的研究におけるインタビューの計画、実施、逐語録作成、コード化、カテゴリ化のプロセスについて演習を通して具体的な方法を学ぶ。 これらの調査・分析プロセスを効率化するためのツール等について紹介する。 後半は3つの質的研究法のクリティークを中心に、発表・討議を通して、質的研究の適用範囲・研究成果・限界等の違いを比較する。 【授業計画】 第1回 質的研究におけるリサーチクエスチョンの立て方、調査準備:インタビューガイドの作成(演習) 第2回 データ収集:インタビューの技法(演習) 第3回 データ分析:コード化(演習) 第4回 データ分析:カテゴリーの生成と構造化(演習) 第5回 質的研究における信頼性・妥当性とその評価 第6回 論文クリティーク:グラウンテッド・セオリー・アプローチ(発表・討議) 第7回 論文クリティーク:現象学的看護研究(発表・討議) 第8回 論文クリティーク:エスノグラフィー(発表・討議) ※この授業では生成AIの使用を許可しない。 ※この授業は面接授業科目であるが、適宜遠隔授業の対応は可能(要相談)。 教科書 
							配布資料、講義時に提示 
							参考文献 
							ウヴェ・フリック著:小田博志監訳:新版 質的研究入門 人間の科学のための方法論、春秋社、2011 
							佐藤郁哉:フィールドワークの技法—問いを育てる、仮説をきたえる、新曜社 、2002 坂下玲子:看護研究 (系統看護学講座 別巻)、医学書院、2016 松葉祥一・西村ユミ:現象学的看護研究 理論と分析の実際、医学書院、2014 ストラウス&コービン著:南裕子監訳:質的研究の基礎 グラウンデッド・セオリーの技法と手順、医学書院、1999 山本則子・太田貴久子・萱間真美・太田貴子:グラウンデッドセオリー法を用いた看護研究のプロセス、文光堂、2002 小田博志:エスノグラフィー入門 <現場>を質的研究する、春秋社、2010 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安 
							第1回〜第4回までは、研究プロセスの演習に関する事前課題(1時間/回)を課す。 
							第6回〜第8回までは、授業前に論文クリティークを行い、発表を担当する会では討議資料の作成・準備(2時間程度/回)が必要である。 アクティブ・ラーニングの内容 
							事前課題で準備してきたものを、実際に演習や発表で実演し、意見交換を行う。 
							成績評価の基準・方法 
							【成績評価の基準】 
							信頼性と妥当性のある質的研究のプロセスを実演することができ、論文クリティークを通じて様々な質的研究法の適用範囲と限界について比較し、自分の意見を明確にして討議できる者に対して成績評価を行い、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)までのものに単位を与える。 【成績評価の方法】 演習課題の資料及び発表内容 50%、論分クリティークの資料及び発表内容 50% 課題・試験結果の開示方法 
							授業内でのプレゼンテーションに対して講評します。 
							履修上の注意・履修要件 
							演習には事前課題を行って参加してください。 
							実践的教育 
							質的研究方法により論文投稿を行った経験のある教員が指導にあたるため、実践的教育に該当する。 
							備考 
							英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。 
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