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						教員名 : 池田 雅則 
						
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					 授業科目名 
							教育学特講 
							(英語名) 
							pedagogical theories 
							科目区分 
							ー 
							関連教養科目 
							対象学生 
							看護学研究科 
							学年 
							1年 
							ナンバリングコード 
							ANNMN5MCA7 
							単位数 
							2.0単位 
							ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。 
						授業の形態 
							講義・演習 (Lecture/Seminar) 
							開講時期 
							2025年度後期 
							担当教員 
							池田 雅則 
							所属 
							看護学部 
							授業での使用言語 
							日本語 
							関連するSDGs目標 
							目標4/目標17 
							オフィスアワー・場所 
							随時(要アポイントメント) 
							連絡先 
							masanori_ikeda@cnas.u-hyogo.ac.jp 
							対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標 
						二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。 
						学部DP 
							ー 
							研究科DP 
							1◎/3〇/8〇 
							全学DP 
							ー 
							教職課程の学修目標 
							ー 
							講義目的・到達目標 
							【講義目的】 
							自らの実践経験を省察することにつながる教育の基礎理論に関する講義や学術書の講読をする。その上で自らの実践経験を再解釈し、位置づけなおすための研究方法について学修する。 【到達目標】 教育の基礎理論に関して講義や講読文献を通して理解し説明できること、学術的知見の理解を通して自らの実践経験を省察し表現できること、および教育学研究の対象と研究方法について理解し説明できることである。 授業のサブタイトル・キーワード 
							サブタイトル:教育学理論と基本文献の講読 
							キーワード:ケアとしての教育、省察的実践家、保健指導 講義内容・授業計画 
							【講義内容】 
							近年注目されている、参加型の学習や具体的文脈における学習にかかわる諸理論を取り上げ、受講者自身の実践経験を理論的に捉えなおすきっかけを提供したい。基礎文献について理解を深めていくとともに、受講者の研究課題に沿って柔軟に検討文献を選定していく。文献検討・討議の成果を活かした課題レポートを作成していく。 【授業計画】 第1回:ガイダンス 第2回:教育に関する価値と倫理の問題(1)—善い教育についての討議 第3回:教育に関する価値と倫理の問題(2)—善い生の感覚 第4回:教育に関する価値と倫理の問題(3)—ケアとしての教育 第5回:教育に関する価値と倫理の問題(4)—教育経験の倫理的振り返り 第6回:教育実践に関する基礎理論(2)—状況に埋め込まれた学習 第7回:教育実践に関する基礎理論(3)—周辺的正統参加論 第8回:教育実践を省察する理論(1)—技術的熟達者と省察的実践家 第9回:教育実践を省察する理論(2)—行為のなかの省察 第10回:教育実践を省察する理論(3)—教育実践を規定する要素 第11回:教育実践の向上につなげる理論(1)—行動主義・認知主義 第12回:教育実践の向上につなげる理論(2)—社会構造主義 第13回:教育実践の省察(1)—教育計画(院内研修・保健教育・保健指導)の検討 第14回:教育実践の省察(2)—実践の検討 第15回:教育実践の省察(3)—カリキュラム評価の検討 社会人学生への配慮として、オンライン授業(ハイフレックス)を実施する回を設ける可能性がある。 本科目は養護教諭専修免許取得のための必修科目である。 【PCの使用】 オンライン形式での授業において使用する。 【生成系AIの使用】 レポート作成において、教員が認める限られた範囲において生成系AIの使用を認める。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、従来からの剽窃・コピーアンドペーストと同様に不正行為とみなし、単位を認定しない。 教科書 
							講読文献は受講者の興味関心に即して、授業開始後に決定する。 
							参考文献 
							※次に示す文献は、受講者が参考にしてほしいものである。 
							ミルトン・メイヤロフ(田村真・向野宜之訳)『ケアの本質—生きることの意味』ゆみる出版、1987。 レイヴ・ウェンガー(佐伯胖訳)『状況に埋め込まれた学習』産業図書、1993。 ドナルド・A・ショーン(佐藤学・秋田喜代美訳)『専門家の知恵—反省的実践家は行為しながら考える』ゆみる出版、2001。 ケネス・J・ガーゲン、メアリー・ガーゲン(佐藤守監訳)『現実はいつも対話から生まれる』ディスカバー・トゥエンティワン、2018。 渡邊洋子『生涯学習時代の成人教育学—学習者支援へのアドヴォカシー』明石書店、2023。 金井壽宏・楠見孝編『実践知』有斐閣、2012。 朝倉隆司『養護教諭のための調査研究法入門』2013。 文部科学省『学習指導要領』(各校種のもの)。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安 
							事前・事後学習に10時間程度を要する。 
							文献講読とプレゼン資料の作成に20時間程度を要する。 まとめレポートの作成に15時間程度を要する。 アクティブ・ラーニングの内容 
							自身の実践について説明した理論を通して再解釈する機会を設ける。 
							自身の教育観や実践方法について共有する機会を設ける。 文献の理解について対話する機会を設ける。 成績評価の基準・方法 
							【成績評価の基準】 
							教育の基礎理論に関して講義や講読文献を通して理解し説明できている、学術的知見の理解を通して自らの実践経験を省察し表現できている、および教育学研究の対象と研究方法について理解し説明できている者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 授業中の報告・討議内容:60%、課題レポート:40% 課題・試験結果の開示方法 
							討議内容については授業時にフィードバックする。 
							課題レポートについては、採点後、個別に論評をフィードバックする。 履修上の注意・履修要件 
							本科目は主に土休日に開講される。 
							実践的教育 
							該当しない 
							備考 
							本科目においては、看護職として必要な倫理的な素養を養う内容を含む。 
							英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。 
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