シラバス情報

授業科目名
環境看護学演習Ⅰ
(英語名)
Environmental design of Nursing care Seminar
科目区分
領域別専門科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNMN5MCA7
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2025年度前期
担当教員
小西 美和子
所属
明石看護キャンパス
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
授業後(教室内で)
連絡先

小西美和子:miwako_konishi●cnas.u-hyogo.ac.jp

●は@に変換

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
4◎/5〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

この科目は、演習(フィールドワーク)をふまえ患者の療養環境だけでなく、看護職 の実践環境にも視野を広げて俯瞰的、多角的に現象を捉え、そのなかで自らが焦点化 していきたい課題を明確にすることを目的とする。

【講義目的】

この科目は、自身の関心のある課題について、フィールド ワークを通して現状を把握 したうえで療養環境、教育環境、実践環境の分析を行い、効果的な環境のデザインや 環境設計、実施計画を検討する。

学生が興味・関心のある現象に関する研究課題を選 び、文献検討を行う。選んだ課題 に関して現場でのフィールドワークを行い、現場における課題の分析を行う。


【到達目標】
1.文献検討から対象を取り巻く環境(療養環境、実践環境)における現状を分析で きる。
2.フィールドワークにより、対象を取り巻く環境(療養環境、実践環境)における 現状を分析できる。
3.上記の1、2を統合し、課題の明確化、現状の改善を目指した提案ができる。

授業のサブタイトル・キーワード
療養環境・実践環境
講義内容・授業計画

当該授業は、「対面授業」の方法で行う。


【授業計画】

1-2   文献検討による環境(療養環境、実践環境、教育環境)の現状と課題の検討

3-4.   環境に関する理論をもとに療養環境を分析する

5-6    実践現場 の教育の課題を分析する

7-8.   フィールドワークを計画する

9-12.  フィールドワークにより参加観察を行。

13-15.  参加観察内容から現状の分析と課題を抽出し、今後、修士論文に取り組む課題について提示する


この授業においては生成AIをレポートに用いることは予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を行うこと。
教科書
授業内適宜提示する
参考文献

1.     湯槇ます訳:フローレンス・ナイチンゲール:看護覚え書、現代社、1989
2.    上鶴重美監訳:看護における理論思考の本質、日本看護協会出版会、2003

3.    山本多喜司/S.ワップナー編著:人生移行の発達心理学、1991
4.    筒井真優美(編):看護理論家の業績と理論評価、医学書院、2015
5.    日本建築学会著:人間環境系のデザイン、彰国社、1997

6.    アフアフ・イブラヒム・メレイス監修・編集、移行理論と看護、2019
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安

【事前】授業に際して指示するテキストの読み込み、プレゼンテーションの準備(10時間)
【事後】講義内容の理解を深め定着させるためにテキストを読み直す(5時間)、フィールドワークの準備、計画(5時間)、レポート作成(10時間)

アクティブ・ラーニングの内容

授業内での議論、プレゼンテーションの発表と学生同士のディスカッションを行う

成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】

フィールド ワークを通して現状を把握 したうえで療養環境、教育環境、実践環境の分析を行い、効果的な環境のデザインや 環境設計、実施計画を説明することができた者に単位を授与する。
講義目的、到達目標に記載している到達度に応じて、90%以上をS、80%以上をA、70%以上をB、60%以上をC、60%未満をD とする。


【成績評価の方法】
最終課題レポート50%、フィールドワーク計画の立案とその内容30%、授業への参加状況およびプレゼンテーション20%とする。
課題・試験結果の開示方法

プレゼンテーションはその講義内で講評をする。
レポートは授業アンケートの教員コメント欄に全体的な講評を示す。

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。