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						教員名 : 大江 理英 
						
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					 授業科目名 
							クリティカルケア看護学概論 
							(英語名) 
							Introduction to Critical care nursing 
							科目区分 
							ー 
							領域別専門科目 
							対象学生 
							看護学研究科 
							学年 
							1年 
							ナンバリングコード 
							ANNMN5MCA1 
							単位数 
							2.0単位 
							ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。 
						授業の形態 
							講義 (Lecture) 
							開講時期 
							2025年度前期 
							担当教員 
							大江 理英 
							所属 
							看護学研究科 
							授業での使用言語 
							日本語 
							関連するSDGs目標 
							目標3 
							オフィスアワー・場所 
							⽔曜⽇13:00〜14:00・6階⼤江研究室 
							連絡先 
							教員への連絡は,ユニバーサルパスポートのクロスプロファイル機能を用いて行うこと 
							対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標 
						二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。 
						学部DP 
							ー 
							研究科DP 
							4◎/6◎/7〇 
							全学DP 
							ー 
							教職課程の学修目標 
							ー 
							講義目的・到達目標 
							【講義⽬的】 
							⽣命危機や衝撃的な経験に対する⼼理的側⾯における⼈間の反応と⽴ち直りから適応に⾄るにプロセスに関する理論を体系的に学修する。 クリティカルな状況にある患者とその家族を理解し、⼼理的危機状態から⽴ち直り、適応し、移⾏に⾄る看護援助のあり⽅について探求する。 【到達⽬標】 クリティカルな状況にある患者とその家族の⼼理的側⾯の理解に必要な危機理論などの諸理論を説明できる。 クリティカルな状況にある患者と家族の⼼理的危機状態から⽴ち直りのプロセスを経て適応に移⾏する⼼理状態を理論に基づき説明・記述・予測できる。 ⼼理的危機状態にある患者と家族を理論などを⽤いて理解し、⽴ち直りのプロセスを経て適応から移⾏に⾄る看護援助のあり⽅を説明できる。 クリティカルケア看護における⾼度実践看護師の役割をシナジーモデルから考察し、説明できる。 授業のサブタイトル・キーワード 
							【サブタイトル】 
							クリティカルケア看護に関する理論 【キーワード】 クリティカルケア看護 危機理論 ストレス/コーピング理論 Loss crisis 講義内容・授業計画 
							【講義内容】 
							本講義では看護の知識構造をはじめに⽣命危機や衝撃的な経験に対する⼼理的側⾯における⼈間の反応と⽴ち直りから適応に⾄るにプロセスに関する理論を体系的に学修する 【授業計画】 当授業は実践的教育に該当する 第1回 オリエンテーション(講義⽬的・達成⽬標・講義内容と⽅法について) 第2回 看護の知識構造(メタパラダイム・概念モデル・理論など)の理解 第3回 Stress・Corping(理論の歴史的発展・ストレス/コーピング理論の概要) 第4回 ⾼いストレスを経験している事例患者と家族への看護の検討 第5回 Body Image・Self Efficasy (概要・定義・影響要因・アセスメント・看護介⼊・評価) 第6回 危機理論(危機に関する歴史的変遷・危機理論・危機モデル・危機介⼊) 第7回 危機に瀕した事例患者と家族への看護の検討 第8回 Loss・crisis(喪失・⼼理過程・アセスメント・看護介⼊・評価) 第9回 喪失を経験した事例患者と家族への看護の検討 第10回 ソーシャルサポート(概念・定義・種類・近接概念・事例検討) 第11回 コントロール(概要・クリティカルケア看護領域への応⽤・事例検討) 第12回 移⾏理論・モデル(概要・状況特定理論・⾼度実践看護の移⾏ケアモデルの検討) 第13回 移⾏理論・モデル(クリティカルケア看護における移⾏ケアに関する事例検討) 第14回 Synergy model(理論背景・コンピテンシー・クリティカルケア看護における活⽤) 第15回 ⾼度実践看護師としての理論適⽤に関する検討 ・第1回から第13・15回は遠隔授業となる。第14回は基本的に面接授業とする。履修者は、自宅等でオンライン授業の受講とオンデマンド教材を視聴できる通信環境( PC ・タブレット等の端末や Wi-Fi 環境)を整えること。なお、通信環境に不安がある場合は、履修登録前に教員又は学務所管課に相談すること。学生の希望によりハイフレックス型授業やブレンディッド型授業などを考慮する。第14回は基本的に対面授業であるが、講師の状況により遠隔授業となる可能性がある。 ・パソコンの利用:毎回使用予定。 ・レジメについては、学生本人が作成することを前提としているため、生成系 AI のみを用いて作成することはできない。 教科書 
							・ドナ C.アギュララ著 ⼩松源助, 荒川義⼦訳(1977)危機介⼊の理論と実際 : 医療・看護・福祉のために.川島書店 
							・A.M. トメイ& M.R. アリグット編著 都留伸⼦監訳(2004)看護理論家とその業績 第3 版 医学書院.東京 ・アフアフ・イブラヒム・メレイス監修・編集 ; ⽚⽥範⼦監訳(2019)移⾏理論と看護 : 実践, 研究, 教育.学研メディカル秀潤社.東京 参考文献 
							オリエンテーション・各講義の際に提⽰する 
							事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安 
							【事前学習】 
							プレゼンテーション資料の作成・準備(30時間:プレクラス含む) 【事後学習】 授業内で受けたフィードバックに対する学習(30時間) アクティブ・ラーニングの内容 
							各講義は学⽣によるプレゼンテーションと事例を⽤いたディスカッションを行う 
							成績評価の基準・方法 
							【成績評価の基準】講義⽬的・到達⽬標の到達度として評価項目を総合的に評価し、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上),D(60点未満)までの成績を与える 
							【成績評価の⽅法】課題学習への取り組み(40%)、プレゼンテーション資料の内容(30%)、ディスカッションに対する貢献度(30%)を評価する 課題・試験結果の開示方法 
							授業内でフィードバックを行う 
							履修上の注意・履修要件 
							各講義は学生によるプレゼンテーションと事例を用いたディスカッションで構成される。  
							各講義1週間前に教員から指導を受け、修正したのちにプレゼンテーションと事例検討を行うことが必要である。 実践的教育 
							クリティカルな状況にある患者とその家族に対する経験豊富な看護経験を持つ急性・重症患者看護専⾨看護師の教員によって具体的な事例に基づくディスカッションを含めた講義を⾏うことから実践的教育に該当する。 
							備考 
							英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。 
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