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						教員名 : 高見 美保 
						
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					 授業科目名 
							老年高度実践看護実習Ⅲ 
							(英語名) 
							Advanced clinical  Practicumin Gerontological Nursing Ⅲ 
							科目区分 
							ー 
							領域別専門科目 
							対象学生 
							看護学研究科 
							学年 
							2年 
							ナンバリングコード 
							ANNMN6MCA5 
							単位数 
							2.0単位 
							ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。 
						授業の形態 
							実習 (Practical Training) 
							開講時期 
							2025年度後期 
							担当教員 
							高見 美保、徳田 幸代、中筋 美子 
							所属 
							看護学研究科 
							授業での使用言語 
							日本語 
							関連するSDGs目標 
							目標3 
							オフィスアワー・場所 
							随時アポイントメントを取ること。高見美保(8F)研究室で対応する。 
							連絡先 
							miho_takami@cnas.u-hyogo.ac.jp 
							対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標 
						二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。 
						学部DP 
							ー 
							研究科DP 
							3◎/7◎/2〇 
							全学DP 
							ー 
							教職課程の学修目標 
							ー 
							講義目的・到達目標 
							【講義目的】 
							医療機関において老人看護専門看護師の指導を受けながら,臨床における老人看護専門看護師の役割や機能がどのように発揮されているのか,他職種との協働のあり方やリーダ ーシップの取り方,臨床への還元・循環のされ方を学ぶ。そしてこれらの学びを通し,老年看護実践の創造,変革,改善の方略を考える。 【到達目標】 1.老人看護専門看護師に求められる役割・機能が,どのように臨床場面に行かされていくのかを体験的に理解する。 2.老人看護専門看護師が持つ役割と機能が,他職種の専門性とどのように統合され,展開されているのかを体験的に理解する。 3.老年看護が提供されている施設が抱える問題について,コンサルテーションの観点から関わり,施設スタッフと共に問題の解決を目指す。 授業のサブタイトル・キーワード 
							キーワード:他職種協働,リーダーシップ,コンサルテーション 
							講義内容・授業計画 
							本実習は,実践的教育に該当する。 
							【実習方法】 <1週目> 1. 実習病院の施設概要や診療状況,就業者数と専門職種の種別,および外来・入院患者の概要について,施設資料にもとづき,指導にあたる老人看護専門看護師より説明を受ける。 2. 当該施設における老人看護専門看護師が担う役割と活動内容について,説明を受ける。 3. 1,2の内容と実習目的をふまえ,老人看護専門看護師のシャドーイングを通して学べる活動内容,参加できる取り組みを確認し,臨地実習での行動計画を具体的に決定する。 4. 行動計画に即して実習をスタートさせる。 1) 老人看護専門看護師のシャドーイングを通し,臨床での老人看護専門看護師の役割や機能がどのように発揮されているのか,他職種/多職種との協働のあり方やリーダーシップの取り方,老人看護実践の質を向上させるための臨床への還元・循環の実際を学ぶ。 <2週目> 1.実習内容の中間評価を行う 1)学生は,到達目標に対する自身の学びについて,指導を受ける老人看護専門看護師に発表し,講評や指導を受ける。 2)1)で指導を受けた課題や不足点を実習の行動計画に反映させ,後半の実習を進める。 2. 老人看護専門看護師のシャドーイングや指導を通して当該施設が抱える看護上の問題を捉え,施設スタッフと問題解決にあたる方法を考える。 3. 老人看護専門看護師と共に病棟カンファレンス等に参加し,コンサルテーションや教育の実際を知ると共に,その一部に学生も参画する。 *大学に帰校して教員から指導を受ける日程については,老人看護専門看護師と相談しつつ学生が決める。 *生成AIをレポート作成で用いることは禁止するが,トピックに関する事前学習・事後学習に利用することを許可する。ただし、生成 AI が生成する情報には誤りが含まれていることを 十分理解し,テキストや参考図書,その他の文献と照らし合わせながら利用すること。 *生成AIの出力した内容をそのままレポートとして提出したことが判明した場合は,単位を認定しない,または,単位認定を取り消すことがある。 教科書 
							適宜、提示します。 
							参考文献 
							・Mary Fran Tracy, Eileen T. O’Grady著,中村美鈴,江川孝二 監訳(2020):高度実践看護 統合的アプローチ6th,へるす出版,東京. 
							・井部俊子・大生定義 監修(2015):専門看護師の思考と実践,医学書院,東京都. ・井部俊子・村上靖彦 編集(2019):現象学でよみとく 専門看護師のコンピテンシー,医学書院,東京都. 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安 
							【事前学習】実習先の医療機関の概要資料や参考文献に基づき,老人看護専門看護師が担う役割と活動内容,他職種/多職種との協働のあり方やリーダーシップの取り方を整理し,老人看護実践の質を向上させるための看護実践を考察する準備を整える(各日、2~3h程度)。 
							【事後学習】老人看護専門看護師のシャドーイングを通して見出した具体的な実践内容と,実践が高齢者の生活にもたらす意味や意義について受けた指導内容,帰校日に指導教員に受けた講評を整理し,実習に備える(各日、2〜3h程度)。 アクティブ・ラーニングの内容 
							・担当している認知症高齢者の看護について老人看護専門看護師や臨床の看護師から指導を受け,臨床における老人看護専門看護師の役割や機能の発揮状況や他職種との協働のあり方,やリーダ ーシップの取り方,臨床への還元・循環のされ方など老人看護実践の創造,変革,改善方略の具体を学ぶことができる。 
							成績評価の基準・方法 
							成績評価の基準 
							認知症を持つ高齢者を多角的に捉える視点や家族介護者の健康と尊厳ある生活支援方法を学べた者に単位を授与する。 実習目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じて、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する。 成績評価の方法 レポート(50%),実習内容(50%)を基準として,実習態度(積極的関与,質問等)を含め総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法 
							・実習期間中は、臨床家や老人看護専門看護師が,担当している認知症高齢者の看護実践について,エビデンスにもとづく指導を行う。 
							・帰校日には,指導教員が実習内容について論理的・客観的に指導し,到達目標の達成状況に対するレベル評価と必要なフォローアップを行う。 履修上の注意・履修要件 
							*実習中は「老年高度実践看護実習Ⅲ」実習要項を必携し,事故及び事故につながりかねない案件が生じた場合は,要項内に示した「事故報告ルート」に従い,すみやかな対応を行うこと。 
							*実習に伴い提出が求められる書類(誓約書,感染症抗体価等)については,担当教員の指導・確認のもと実習前から作成準備を行うこと。 *学生の到達度によっては,追加実習を検討する。 実践的教育 
							臨床や地域社会での老人看護実践の経験があり、老人看護領域の研究や高度老人看護実習の指導を担当かつ,老人看護の学問体系を教授できる教員が講義・討議を担当するため,実践的教育に該当する。 
							備考 
							【学生と教員の双方向のやり取りについて】 
							実習中は,指導を担当する老人看護専門看護師から実習内容について教育的フィードバックを行う。また,帰校日には指導教員が実習内容と到達目標に関する達成度について確認し,必要なフォローアップを行う。 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。 
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