ヘルスケアシステム演習（組織看護学）

Health Care System Practice in Nursing -Administration

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領域別専門科目

看護学研究科

1年

ANNMN5MCA3

1.0単位

演習 (Seminar)

2025年度前期

撫養 真紀子

看護学研究科

日本語

目標3

各教員に随時アポイント・講義終了後研究室

makiko_muya●cnas.u-hyogo.ac.jp
●は“@”に変換

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8◎／3〇／9◎

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【講義目的】本講義では実際の活動事例の分析を通して、保健医療福祉の組織的課題に対する効果的な解決方法・アプローチを実践する能力を修得する。
【到達目標】
1.　ヘルスケアの組織的課題へのアプローチに参考となる、先駆的な事例を広い視野をもって探索し述べることができる。
2.　先駆的な実践を行っている組織・個人から訪問調査等の許可を得るために、社会的なルールに基づいて適切な連絡･調整方法を説明することができる。
3.　先駆的な実際の活動事例について、1)　なぜその活動が成功しているのか　2)　鍵となる事柄や実践者の能力の点を論理的に分析し説明できる。

授業のサブタイトル：先駆的取り組みを行うリーダーシップ・マネジメントの実際を学ぶ
サブタイトル：フィールドワーク、先駆的取り組み、リーダーシップ、マネジメント

【講義内容】
保健医療福祉のさまざまな場における先駆的な活動を探索し、実際にその活動について、活動を行っている施設・組織への訪問調査等を行い、看護管理者等からリーダーシップ／マネジメントの実際を検討する。
【授業計画】
本授業は実践的教育に該当する。
1　オリエンテーション　本講義の目標や概要を説明する。
2　テーマの検討
3　先駆的事例の探索
4　フィールドワーク計画立案
5　グループもしくは個人による調査および結果のプレゼンテーション
6　フィールドワーク計画発表
7　フィールドワーク計画発表への評価
8　 フィールドワーク
　　・フィールドワークの調査内容の一例：先駆的な取り組みを行うトップリーダーの特性など
9 　フィールドワーク：訪問調査先の組織・マネジメントを知る
10   フィールドワーク：トップリーダーのマネジメント・リーダーシップを知る
11　フィールドワーク：先駆的に取り組みについて分析
12　フィールドワーク：先駆的に取り組みについて分析・評価
13   フィールドワークの結果発表
14   フィールドワークについてのクラス討議
15   まとめと評価
＊当該授業科⽬は「⾯接授業科⽬」である。
【生成AI使用について】
レポート作成にあたって、学生本人が作成することを前提としており生成AIのみを使うことは認めない。利用する場合は、参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。範囲を超えた生成AIの使用が判明した場合は単位を認定しないことや単位の認定を取り消すことがある。

プリント資料を配布予定

・S.P.Robbin著：高木晴夫訳：新版　組織行動のマネジメント，235‐239，ダイヤモンド社，2009．
その他適宜提示する

【事前】授業に際して資料収集と文献検索（10時間）、プレゼンテーションの準備（10時間）
【事後】講義内容の理解を深め定着させるための復習（5時間）、レポート作成（10時間）

授業内での議論、プレゼンテーションを実施する。

【成績評価の基準】
先駆的活動事例を論拠を踏まえて分析し、保健医療福祉の組織的課題に対する効果的なアプローチを提案できた者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてS〜Cの成績評価のうえ単位を与える。
【成績評価の方法】
プレゼンテーション50%、クラス討議への参加20%、期末レポート30%で、総合的に評価する。

プレゼンテーションはその講義内で講評をする。
レポートは授業アンケートの教員コメント欄に講評を通してフィールドワークを行う。

先駆的な実践事例は保健医療福祉分野以外でも構わない。企業など何らかの課題に挑戦する先駆的な活動事例を複数調べておくこと。その中から1~2例を選択し、フィールドワークを実施する。
プレゼンテーションなどの発表資料は学生数＋教員数を事前に準備する。

フィールドワークでは、施設・組織への訪問を行い、管理者などから先駆的な活動事例の紹介やマネジメント・リーダーシップの実践について、直接指導を受けることができる体制で行っている。また、教員は実務経験者、研究者であるため、その経験を活かして、効果的な解決方法や実践的なアプローチについて解説するため、実践的教育に該当する。