シラバス情報

授業科目名
工業数学
(英語名)
Engineering mathematics
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBO2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
飯村 健次
所属
応用化学工学科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
C532室 月曜日18時
連絡先
iimura@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
化学工学においては、反応、伝熱等各装置内における熱や物質の収支式から温度や物質の収量を推算することが求められる。数学的な知識はもちろんのこと、これら複雑な方程式等を解く手法を知ることが極めて重要である。本講義では、学生がコンピューター操作し,実践的な数学の解法を習得することを目標とする。

達成目標
・エクセルを用いた理論解析の基礎を理解し,データ処理法の基礎を説明できる
・計算機を用いた方程式の解法を説明できる
・数値微分・積分の基礎を説明できる
・行列演算と連立方程式の解法を説明できる
・テイラー展開の基礎を説明できる
・微分方程式の解法を説明できる

授業のサブタイトル・キーワード
数値解析
講義内容・授業計画
講義内容:各回ごとに座学形式の講義の他、コンピュータ特にエクセルを用いた演習を組み合わせることで理解を深める。
授業計画
1) エクセルを用いた理論解析の基礎
2) エクセルを用いた方程式の解法(2分法、ゴールシーク)
3) 最小二乗法の基礎と近似式
4) テイラー展開の基礎・数値微分
5) 数値積分の基礎(オイラー法・シンプソン法)
6) 数値微分の基礎
7) 行列の基礎と連立方程式の解法
8) 1階微分方程式の解法
9) 連立微分方程式、2階微分方程式の解法
10) プロセス制御の基礎Ⅰ
11) プロセス制御の基礎Ⅱ
12) プロセス制御の基礎Ⅲ
13) ここまでのまとめと演習1
14) 演習2
15) 演習3
    期末試験

生成系AIの使用は認めない
教科書
スライドならびに資料配布により行うためテキストは使用しない
参考書:数値解析入門(コロナ社)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前配布資料を事前読み込み(15回, 計30h)
【復習】レポート作成(15回,計15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにレポート作成時に配布資料を読み直し(15回,計15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
・所定の書式でのレポート作成ならびに提出を課す.
・数値解法の基礎を正しく理解しているか,また習得した解法を応用できるかを定期試験で問う
・レポートの完成度ならびに定期試験の得点に応じてSからDまでの評価を与える
S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上),D(59点以下)
成績評価の⽅法
・各回のレポート課題の合計(10%),定期試験の得点(90%)を基準とし,受講態度(出席状況,積極的な質問等)を含めて評価する
課題・試験結果の開示方法
試験結果に対して問い合わせがあれば,個別に採点結果を開示し説明を行う。
履修上の注意・履修要件
計算機室のコンピュータにログインできるようにしておくこと
演習形式であり教科書を用いないため、欠席した場合自宅で学習する等ができないため、遅刻および欠席については減点となるので、遅刻や欠席をしないこと
病⽋の場合は事前に教員に連絡し、後⽇、病院の診断書あるいは領収書を提出すること。


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。