![]() 教員名 : 風間 健宏
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授業科目名
分析化学
(英語名)
Analytical Chemistry
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
(Fall semester)
担当教員
風間 健宏
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標13/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧(ユニバーサルパスポートに掲示)参照
連絡先
オフィスアワー一覧(ユニバーサルパスポートに掲示)参照
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇/3〇
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】
環境評価の現場では、様々な試料を採集し、適切な処理・分析・測定方法を選択し、結果について論理的に解釈することが求められる。本講義では、まず環境化学の基礎知識をはじめとし、次いで化学分析における試料のサンプリングや試料処理、目的成分の化学的性質・反応・リスク、分析の原理・応用例について学ぶ。 【到達目標】 基本的な実験器具・試薬の取り扱いができること。環境中の化学物質の性質や、存在量について考察できるようになること。様々な試料について、適切な分析方法を提案できるようになること。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:基礎から学ぶ分析化学
キーワード:環境分析学、水圏環境学 講義内容・授業計画
【講義内容】
大気、土壌、水、生物試料の分析手法について、基本となる手法の原理や適用について解説する。また進捗に応じて簡単な演習・実験を行う他、最新の研究トピックについても紹介しながら講義する。 【授業計画】 1.ガイダンス:分析化学の基礎 2.分析化学の基礎と実験の安全 3.分析化学の基礎知識1:モル濃度、溶解、平衡定数 4.分析化学の基礎知識2:電解質とイオン、酸・塩基、pH 5.分析化学の基礎知識3:中和滴定法、溶存酸素 6.分析化学の基礎知識4:溶存酸素滴定 7.質量分析法:同位体 8.クロロフィル蛍光法1:測定原理 9.クロロフィル蛍光法2:NIFT、液体クロマトグラフィー 10.光分析法1:UV-VIS、定量操作 11.光分析法2:検量線 12.光分析法3:有効数字、IR+到達度確認 13.原子吸光法、環境基準 14.分析・解析手法についてワークショップ 15.ワークショップのフィードバック パソコンの利用:毎回使用予定 生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
PDF資料および紙資料を適宜を配布する予定。
参考文献
ステップアップ大学の分析化学/裳華房、これからの環境分析学入門/講談社、理科の実験安全マニュアル/東京書籍
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストや授業内容に関連するウェブサイトなどを事前読み込み(15h)
【復習】レポート作成(15回、30h)、講義内容の理解を深め定着させるために配布資料等を読み直し(15h) アクティブ・ラーニングの内容
講義の中で、実際にガラス器具や分析機器、試薬を用いた化学実験を行うことがある。事前のアナウンスに留意すること。
学生同士のディスカッション、グループワークを行う場合がある。 成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
化学分析やデータ処理・取り扱いに関する注意事項を理解し、実際の実験・観測方法を適切に提案できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 受講態度および小レポートの評価(60%)、中間時の到達度(20%)、ワークショップにおける発表 (20%)の成績を総合的に評価する。到達度確認課題の日程は講義の進捗状況によって決まるので、講義中に告示する。 ワークショップは、オリジナリティ、論理性、プレゼン技術、および熱意の観点から評価を行う。 課題・試験結果の開示方法
課題レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評・解説する。
到達度確認課題は、講義の中で解説を行う。 履修上の注意・履修要件
・関連する科目(人間学(自然)・環境化学・水圏環境学・環境学基礎実験・環境学実験など)を予め履修しておくと、より理解しやすい。分析手法の基本原理についての予習・復習を行うことを強く推奨する。講義後は、適用に関する注意点や、応用・発展的手法について調べておくこと。
・実験の際は必ず白衣等を着用のこと(事前に連絡します)。 ・本講義は、実際にガラス器具を用いた実験操作や、分析機器、化学薬品の取り扱い演習を含むことから、履修定員を12名とする。履修定員を超えた場合はランダム抽選とする。 実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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