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対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4〇/5〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
教科書
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
アクティブ・ラーニングの内容
成績評価の基準・方法
課題・試験結果の開示方法
履修上の注意・履修要件
実践的教育
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。

授業科目名
環境資源学演習
(英語名)
Analytical Methods in Environmental and Natural Resources
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA3
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
山瀬 敬太郎
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標13/目標15
オフィスアワー・場所

オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

【講義目的】生物資源を持続的に生産や利用し、自然生態系を適切に保全するための管理方法について、提案力を養う。

【到達目標】1)植生が創り出す生態系の仕組みを理解し、自然生態系の機能や役割を知る。

2)植生遷移を理解し、将来的な植生の変化を予測できる。

3)生態系タイプや目標とする機能に応じて、適切な生態系管理の方法(担い手対策も含めて)が提案できる。

サブタイトル:自然生態系と人間活動のよりよい関係性を提案する
キーワード:半自然植生、生態系サービス、植生遷移、生態系管理
【講義内容】本演習では植生の理論を礎とし、里山等半自然植生の現状と課題について、具体的事例を通して検証を加えながら、その解決策を提案する。
【授業計画】
1.総合ガイダンス:生態系サービスと植生遷移
2.キャンパス周辺の二次林を調べる
3.調査データから二次林の構造を把握する
4.二次林の生産機能を発揮させる方法を考える
5.二次林の環境機能を発揮させる方法を考える
6.キャンパス周辺の人工林を調べる
7.調査データから人工林の構造を把握する
8.人工林の生産機能を発揮させる方法を考える
9.人工林の環境機能を発揮させる方法を考える
10.キャンパス周辺の竹林を調べる
11.市民による生態系管理を知る
12.企業による生態系管理を知る
13.兵庫県を襲った自然災害の歴史を調べる
14.各機能の関連性を知る
15.調査データ(第2回及び第6回)に基づき、管理方法を提案する
※パソコンの利用:パソコンを必要とする授業回がある場合、事前に連絡する。
生成系AIの利用:
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
プリント資料を配布
植生管理学(朝倉書店)、多様性植生調査法第2版(公益財団法人ひょうご環境創造協会)など 

【予習】演習内容に関することを予め調べておくこと(2時間×15週)

【復習】演習内容を復習しておくこと(2時間×15週)

グループ単位でのフィールドワーク、ディスカッション及びプレゼンテーションを行う。

【成績評価の基準】

講義目的及び到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】

受講態度および小レポートの評価(60%)、管理方法に関する最終レポート課題(40%)を総合的に評価する。

小レポートや課題の問いに対して優れた内容の回答を講評する。

・履修にあたっては、「環境資源学」の単位修得済みを要件とする(ただし、2025年度はその限りではない)。

・別途、連絡することがあるので、掲示や大学アドレスへのメール連絡等に注意すること。

・履修定員を20名に設定し、履修希望者が定員を超える場合は、ランダム抽選や課題により履修者を決定する場合がある。なお、履修希望者が定員を若干超える場合は、履修希望者全員の履修を認める場合もある。

・第2回、第6回、第10回は、キャンパス外(姫路市内)でのフィールドワークを行う予定である(交通費が生じる場合は各自の負担とする)。

該当しない

この演習は、担当教員の専門分野である生態系管理の学問的応用部分を解説するものである。