シラバス情報

授業科目名
英語文体論
(英語名)
English Stylistics
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
担当教員
寺西雅之
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標17
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義は、英語の深い理解とその運用を目指す人を対象に、英語の文体(スタイル)に関する理解と応用力の育成を目指すものである。
到達目標は、英語で書かれた様々なテクストをその文体に注目して解釈・分析し、1)英文をより正確に読み書きできること、2)英文テクストをより深く味わえるようになること、そして3)英語を効果的に使用できることである。
授業のサブタイトル・キーワード
異文化理解、メタ言語能力
講義内容・授業計画
講義では、大学生向けに書かれた文体論に関する文献を読み、専門用語や文体分析の着眼点・分析方法を学び、さらに文学作品を含む多様なテクストを用いて文体分析の演習を行う。
第1回:講義の概略の説明
第2回:ソフィー・ハマダ、サウスカロライナの夏 —Sophie Hamada, summer in South Carolina—
第3回:ビーチの出会い、シナモン色の肌の青年 —“First contact” on the beach, a young man with cinnamon skin—
第4回:ダンテ、沈黙の向こう側 —Dante, beyond the silence—
第5回:ダンテからのテキストメッセージ —A text message from Dante—
第6回:アメリカ手話、ボディボード初挑戦 —American Sign Language, the very first body-boarding—
第7回:ユウトとディー、水族館デートへのお誘い —Yuto and D., an invitation to a date at the Aquarium—
第8回:Review
第9回:水族館にて(1):心の触れ合い —At the Aquarium #1, lacing fingers together—
第10回:水族館にて(2):未来へのヴィジョン —At the Aquarium #2, future visions—
第11回:日和佐うみがめの記憶、新しい言葉 —Loggerhead turtles in Hiwasa, learning new words—
第12回:思い出リスト、サプライズ —A list of good memories in Japan, a surprise—
第13回:カヤックの冒険へ —Go on the kayak adventure—
第14回:ソフィーの忘れられない1日 —An unforgettable day in Sophie’s life—
第15回:まとめと評価 
定期試験

*生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
KamataSuzanne 著/日本英文学会(関東支部) 編『教室の英文学シリーズ Vol. 2 「シナモン・ビーチの夏」』(2025年、朝日出版社)(生協等で購入する)
参考文献
堀正広 (2019) 『はじめての文体論』、『ジーニアス(大)英和辞典』(大修館)、『新和英大辞典』(研究社)、及び『ロングマン現代英英辞典』(ロングマン)、もしくはこれらの辞書を全て含む電子辞書
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの事前読み込み(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためのテキスト読み直し(30h)


アクティブ・ラーニングの内容
5人程度のグループに分け、グループ単位でのディスカッションおよびプレゼンを予定(各グループ1回は発表)。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
英文テクストを正確に理解し、深く味わい、さらに英語を効果的に使用できるようになった者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法
平常点(毎回授業後に提出する課題)50%、レポート50%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、それぞれにコメントを付して返す。また、最終レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。