![]() 教員名 : 藤本 真里
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授業科目名
まちづくり特論
(英語名)
Town Planning
科目区分
ー
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科/地域資源マネジメント研究科/緑環境景観マネジメント研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度後期
担当教員
藤本 真里
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
9:00-17:00
兵庫県立人と自然の博物館 連絡先
fujimoto@hitohaku.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
2◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
講義目的
本講義で扱う「まちづくり」は、都市計画事業だけでなく、さまざまな市民活動を含むものと捉え、住民の主体的な関わりにスポットをあて、多くの事例を視察・紹介しながら、必要な制度、理論を示すことを目的とする。 到達目標 学生が今後、関わるフィールド調査、身の回りで起こるまちづくりに際して、住民が主体的に関われているかどうか、比較検討でき、自らが活動に参画し、提案などをする際にも、自らも主体性をもって関われる素養を身につけることを目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
住民の主体性、公共施設のマネジメント、公共施設とまちづくり
講義内容・授業計画
講義内容
講義は、視察等事例紹介(8事例)、住民主体のまちづくりを実践する上で必要な理論や制度に関する講義、ディスカッション&発表という3種類で構成される。事例紹介は、こだわりを持って推進する人を通じて紹介する、また、ディスカッション&発表では、学生による話題提供プレゼン、全体議論、まとめ・発表という構成で学びを自分ごとにする。話題提供は、「公園、博物館、近くにいるおじさん、虫とりなど」のキーワードを選び、学生の身の回りにある事象をプレゼンさせる。 授業計画 1日目 10/4(土) 尼崎21世紀の森、ひとはく 1 2 尼崎21世紀の森視察、森の会議参加 3-1 講義1 住民参画型のパークマネジメント 尼崎21世紀の森、有馬富士公園 3-2 講義2 公園がおもしろい 4-1 講義3 地縁組織による住民主体のまちづくり 豊中駅前のまちづくり他 4-2 講義4 ワークショップの技術(ディスカッションテーマの説明含む) 4-3 試行 ディスカッション&発表(講師によるキーワード 公園で試行) 2日目 10/12(日) 有馬富士公園、ひとはく 5 6-1 有馬富士公園 視察 6-2 ディスカッション&発表 7-1 ひとはく紹介 ビデオ等 7-2 講義5 ひとはくのアウトリーチ 8-1 講義6 ひとはくとひとづくり 人と自然の会、プロジェクトOhana 8-2 ディスカッション&発表 3日目 10/19(日) ひとはく 9-1 講義7 まちづくりと制度 9-2 ディスカッション&発表 10-1 人と自然の会 視察 10-2 ディスカッション&発表 11 講義8 地域住民・ミツカン・ゼネコン・自然系コンサルタント・ひとはくが連携して実現した「ミツカンよかわビオトープ」 12-1 講義9 宝塚自然の家をフィールドに西谷(宝塚市)の魅力を伝えたい「宝塚にしたに里山ラボ」 12-2 ディスカッション&発表 4日目 10/25(土) ミツカンよかわビオトープ、ひとはく 13-1 ミツカンよかわビオトープ倶楽部参加 ビオトープ視察 13-2 ディスカッション&発表 14 講義10 市民活動グループに寄り添う・応援する・制度化する支援センター(姫路市、川西市) 15-1 講義 11 ひとはくと復興支援 15-2 ディスカッション&発表 教科書
プリント資料を配布予定
参考文献
参考文献は講義にて紹介
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習 30時間程度
1 最初の講義が始まる前に、人と自然の博物館、ミツカンよかわビオトープ倶楽部、有馬富士公園等関連するホームページを参照しておくこと 2 「ディスカッション&発表」のプレゼン準備を行うこと。 3 講義で紹介する参考文献を読むこと。 事後学習 20時間程度 1 講義後には、その日のうちにメモや資料を整理するなど振り返りを必ず行うこと 2 紹介するフィールド、あるいはよく似たフィールドなどについて、現場を視察したり、関連する資料をネット上、図書館などで参照し、講義内容の理解を深めること。 3 講義で紹介する参考文献を読むこと。 アクティブ・ラーニングの内容
視察や講義の後に積極的に「ディスカッション&発表」(8回)を盛り込んでいる。担当学生による話題提供プレゼン、現状・課題・解決策の議論、担当学生によるまとめ・発表で45分、身近な話題、議論中心のアクティブラーニングを通じて、「住民主体のまちづくり」のポイントを自分ごととすることをめざしている。
成績評価の基準・方法
評価の基準
まちづくりは、すべての学生が当事者といえる分野であるので、講義の内容を理解し、新たな知識を得たか、自分なりの検討・提案ができる思考力、判断力、表現力がどの程度できているかを、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 評価の方法 視察先での積極的な質問等30%、ディスカッション&発表におけるプレゼン、発言内容を70%として総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
口頭、あるいはメールで対応する。
履修上の注意・履修要件
現地で行う集中講義のため、集合時間および集合場所は毎回異なる。現地集合・現地解散を原則とする。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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