シラバス情報

授業科目名
ジョブ型研究インターンシップ
(英語名)
Cooperative Education through Research Internships
科目区分
博士後期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHDE7GCA5
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2025年度前期、2025年度後期
担当教員
吉村 美紀、伊藤 美紀子
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所

オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

連絡先

オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/1〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
本科目は、研究遂行の基礎的な素養・能力をもった博士後期課程学生を対象とし、文部科学省「ジョブ型研究インターンシップ(先行的・試行的取組)」に参画する民間企業等で、大学教育の一環として行われる長期間かつ有給の研究インターンシップを通じて、企業における研究・開発、実践に携わる。これにより、企業や社会における課題やニーズを知り、その解決方法と社会実装のための知識、技術について説明出来るようになること、また、企業経営、研究開発の在り方を体感するとともに、時間やコスト管理等の企業人マインドを学ぶことで、将来の幅広いキャリアパスに応用出来るようになることである。

【到達目標】
・企業における研究開発に携わる実践的実習により、社会や企業のニーズにおける学術的研究成果の実装について理解し、説明できるようになること。
・企業での実習をもとに、個々の学術的専門性とキャリアパスを明確にし、説明できるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
ジョブ型研究インターンシップ、OJT(On the Job Training)
講義内容・授業計画
【講義内容】
・本科目は、文部科学省「ジョブ型研究インターンシップ(先行的・試行的取組)の実施方針(ガイドライン)」(以下ガイドライン)及び関連資料等に基づいて実施されるインターンシップである。希望する学生は、履修登録前に学務課に相談すること。
・(履修までの流れ)希望する学生は、指導教員の同意を得てから、自らの情報をシステムに登録する。システムにてジョブスクリプション(業務内容、必要とされる知識・能力等)を提示した参画企業を検索し、応募するインターンシップ先を検討する。応募前に指導教員と面談し応募先を決定。指導教員の同意・推薦を得た上で、インターンシップに応募し、選考を経てインターンシップ先が決定した場合に、履修登録を実施する。
・企業でのインターシップに先立ち、ビジネスルール、コンプライアンス、知的財産、安全衛生などについて、事前研修を行う。その後、インターンシップ先の指導員からの指導のもと、研究開発等の業務に関する活動を進める。これにより、社会のニーズ、課題抽出、課題解決を実施し、社会に貢献するための知識と技術を習得する。
 インターンシップ期間中は定期的に実施報告書を作成し、指導員・指導教員の指導・アドバイスを受ける。企業でのインターンシップ終了後、実習報告書を作成、提出すると同時に報告会を実施する。

【授業計画】
1.事前研修(ビジネスルール・マナー、コンプライアンス、知的財産、安全衛生等)、目標の設定
2.企業インターンシップ(実習報告書作成を含む)(長期間)
3.実施報告書の作成
4.報告会
教科書
適宜指示する。
参考文献
適宜指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】インターンシップ先企業および業務内容の調査、必要に応じて企業より指示があればそれに従うこと。
【復習】実習報告書、報告会の発表準備
アクティブ・ラーニングの内容
インターンシップ先でのディスカッション、プレゼンテーション等を通じて、研究開発,実践分野における課題の抽出、解決法の提案、解決に向けての実践、PDCAの実行
成績評価の基準・方法
実施報告書、実習報告書、報告会、実習先企業評価報告により総合的に判定する。
課題・試験結果の開示方法
実施報告書、実習報告書、実習報告会、実習先企業評価報告での講評により行う。
履修上の注意・履修要件
・ジョブ型研究インターンシップの制度について、事前に調査し、仕組みやルールについて理解しておくこと。
・インターンシップの応募や参加に際しては、事前に大学の指導教員と十分に相談すること。
・兵庫県立大学の学生として、事前に社会人としてのマナーを身につけたうえで、臨むこと。

(心得)
・本インターンンシップは、アルバイトとは異なり、教育目的であることを理解する。
・本インターンンシップは、実践力の育成や企業に対する理解促進が主目的であり、企業への就職活動が主目的ではないことを理解する。
・企業の新入社員として働くというくらいの意識で、責任感を持って、事前教育や本インターンンシップの職務にあたる。
・秘密保持、知財・ノウハウの取扱い、安全確保についてリテラシーの向上に努める。
実践的教育
該当する。
備考
単なる企業説明や採用選考を目的とした短期のインターンシップは対象外である。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。