シラバス情報

授業科目名
生命科学特別講義
(英語名)
Recent Progress in Life Science
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
理学部
学年
2年
ナンバリングコード
HSSBA2MCA1
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
田村 朋則、當舎 武彦
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標9
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
tamura@sbchem.kyoto-u.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/11◎/12◎
研究科DP
全学DP
4-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
生命科学研究における重要な方法論である「ケミカルバイオロジー」の基本概念を概説し、それらの基盤となる化学的原理から高次の個体レベルの解析応用まで、最新知見に基づいて講義する。また、ケミカルバイオロジー研究の工・医・薬・農にわたる応用的な側面に関しても解説する。
【到達目標】
ケミカルバイオロジーの基本概念とそれらの基盤となる化学的な原理を説明できること。また、ケミカルバイオロジーの工・医・薬・農にわたる応用的な側面に関しても述べられること。


授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:ケミカルバイオロジー概論
キーワード:ケミカルバイオロジー
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では最初にケミカルバイオロジーの基本コンセプトを紹介、次いでその勃興から現在に至るまでの歴史を概観し、最先端の研究、応用事例について検証を加えながら、その有用性や将来の課題について講述する。
【授業計画】
1講 ケミカルバイオロジーの基本コンセプト
2講 ケミカルバイオロジーの歴史
3講 Bioorthogonal chemistry(生体直交性化学)
4講 蛍光イメージングプローブ
5講 タンパク質ラベリング
6講 ケミカルプロテオミクス
7講 工・医・薬・農への応用
8講 振り返りとまとめ

*生成系AIの利用については、教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。

教科書
授業中にその都度指示する。
参考文献
ケミカルバイオロジー(PNE増刊号、長野哲雄、長田裕之、菊池和也、上杉志成)、生命現象を理解する分子ツール(化学同人、浜地格、二木史朗)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
レポート作成(15h)、講義内容の理解を深め定着させるための教材を読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
簡単な質疑応答、グルーピング活動を行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上), A(80点以上), B(70点以上), C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
講義の受講態度(発表や質問など)(60%)とレポート(40%)によって評価する。


課題・試験結果の開示方法
問い合わせがあった場合は個別に対応する。
履修上の注意・履修要件
特になし。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。