![]() 教員名 : 梅園 良彦
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授業科目名
分子生物学1
(英語名)
Molecular biology 1
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
ー
対象学生
理学部
学年
2年
ナンバリングコード
HSSBA2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
担当教員
梅園 良彦
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・研究棟614号室
連絡先
yumesono@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/10◎
研究科DP
ー
全学DP
1-1◎/1-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
【講義目的】
遺伝学の歴史、遺伝子の実体や分子生物学研究手法など遺伝子に基づく生物学を理解するための基礎的能力を身につけることを目的とする。 【到達目標】 1)遺伝子の実体の理解に至る過程を説明できるようになること、 2)遺伝学および遺伝子に関する専門用語を説明できるようになること、 3)生物の多様性およびガン発症に関して遺伝子レベルで説明できるようになること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
遺伝子、DNA、ガン
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、遺伝のルールについて、遺伝学の歴史に従い研究の背景や重要な実験など具体的な例を示して講述する。 【授業計画】 1.ガイダンス 本講義の目標と概要 2.遺伝とは何か? 3.遺伝学の歴史 4.メンデルの遺伝の法則 5.核と染色体 6.モーガンのショウジョウバエ遺伝学 7.遺伝子とは何か? 8.体細胞分裂と減数分裂 9.連鎖と組換え 10.性決定と遺伝子量補正 11.遺伝子とDNA 12.遺伝子の構造 13.分子生物学的研究手法(I) 14.分子生物学的研究手法(II) 15.遺伝子とガン 定期試験 ※パソコンの利用:必要に応じて指示する。 ※生成系AIの利用:この授業においては、利用を予定していない。 教科書
・「Essential 細胞生物学」(原著第5版)中村・松原・榊・水島 監訳
・必要に応じてプリントを配布する。 参考文献
・「細胞の分子生物学」(第6版)Bruce Alberts他著 中村・松原 監訳
・「エッセンシャル遺伝学・ゲノム科学」Daniel L. Hartl著 中村・岡田 監訳 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
授業で題材とする範囲に関して、テキスト等による事前学習(15h) 【復習】 講義内容の理解を深め定着させるため、授業の復習とテキスト等による補足学習(45h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
遺伝・遺伝子の概要を理解し、生命現象を遺伝子レベルで適切に説明できるものについて、(知識、思考力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 主体的な授業態度(20%)および定期試験(80%)を基準として総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
・理解度をチェックするための課題を毎回おこなう予定。理解度が足りない部分は、次回の講義始めに解説する。
・定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。 履修上の注意・履修要件
・高校生時代における生物学履修の有無は問わない。
・「細胞生物学I」、「生物化学I」の内容を理解していることを前提に授業をおこなう。 実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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