![]() 教員名 : 佐藤 耕世
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授業科目名
生体分子機能計測学
(英語名)
Functional Dissection of Bio-molecules
科目区分
ー
生命科学専攻・生体物質機能解析学・選択科目
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSML5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
佐藤 耕世
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
講義終了後、及び E-mail による質問を受け付ける。
連絡先
kosei@nict.go.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎/6〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
講義目的:
動物の行動を制御する神経系の機能を解明する学問分野である神経生物学の中でも、ショウジョウバエをモデルとして急速に発展している一分野、すなわち性行動や社会性行動の研究に焦点を当て、脳の階層的な制御機構を包括的に明らかにするための基礎知識や研究手法について学習する。 到達目標: ショウジョウバエのモデル生物としての特徴や、それを活用した研究手法(遺伝学的な操作、神経活動の記録、行動解析など)について説明できる。性行動や社会性行動を例として、脳細胞がどのように情報を処理し、行動を生み出すかを説明できる。文献等から自ら情報を取得し、実験計画を立案できる。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
第1回-第3回 ショウジョウバエ遺伝学の基礎
ショウジョウバエのモデル生物としての特徴と研究手法について学習する。 第4回-第6回 神経生物学の基礎神経系を構成する細胞とその動作機構について学習する。 第7回-第12回 性行動の神経生物学性行動を制御する脳細胞とその動作機構について学習する。 第13回-第15回 社会性行動の神経生物学社会性行動を制御する脳細胞とその動作機構について学習する。 生成AIの利用について: 教員の指示に従うこと。事前・事後学習にあたり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用してもよいが、出力された内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。 教科書
使用しない。
参考文献
昆虫—超能力の秘密(ネオ生物学シリーズ—ゲノムから見た新しい生物像6) 西田育巧編 共立出版
基礎から学ぶ神経生物学 岡良隆著 オーム社 遺伝子と性行動—性差の生物学 山元大輔著 裳華房 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習:
講義を受ける前に、参考文献に目を通しておくことが望ましい。 事後学習: 講義の内容を十分に復習し、知識を定着させると共に、より発展的な学習に取り組むことが望ましい。 アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準:
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 成績評価の方法: テストやレポート100% を基準として、受講態度(講義への積極的な参加や質問)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
テストやレポートについては、コメントを付したものをユニバーサルパスポートのクロスプロファイル機能を使用して返す。
履修上の注意・履修要件
この講義は国立研究開発法人・情報通信研究機構・未来ICT研究所(神戸市西区)(https://www2.nict.go.jp/advanced_ict/index.html)で実施する。交通費等は各自の負担とする。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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