![]() 教員名 : 井澤 俊明
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授業科目名
生体超分子機械学
(英語名)
Cellular Quality Control by Molecular Machines
科目区分
ー
生命科学専攻・生体物質機能解析学・選択科目
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSML5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
井澤 俊明
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
講義日の午後12:15〜13:00
(研究棟503号室)。 メールにての質問は随時。 連絡先
メールアドレス
izawa@sci.u-hyogo.ac.jp 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
7◎/1〇/6〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/ー
講義目的・到達目標
【講義目的】本講義では、タンパク質やオルガネラの生合成と品質管理の仕組みについて学ぶ。原著論文の実験データを分析し、その研究の背景や実験手法に関する専門知識、実験データの分析能力を身につける。また、総説、原著論文の内容を整理して他者に説明するプレゼンテーション能力を身につける。
【到達目標】 ・タンパク質やオルガネラの生合成と品質管理の仕組みを分子レベルで説明できるよ うになる。 ・関連する研究分野における実験手法とその原理を適切に説明できるように なる。 ・総説、原著論文の内容を整理し、他者に分かりやすく説明できるようにな る。 ・討論において自分の意見や考えを表現できるようになる。 授業のサブタイトル・キーワード
翻訳、リボソーム、タンパク質分解、ユビキチン、プロテアソーム、リボソーム関連品質管理、ミトコンドリア、小胞体、タンパク質輸送
講義内容・授業計画
【講義内容】
本授業ではタンパク質やオルガネラの生合成と品質管理に関する分子機構について概説する。また、講師が原著論文からピックアップしたいくつかの実験をとりあげるので、受講生はその実験手法や実験結果について熟読し、授業中に討論を行う。また、本授業では適宜、プレゼンテーションを行うための論文を紹介する。受講生は、割り当てられた内容についてプレゼンテーションを行い、受講者全員で討論を行う。 【授業計画】 セクション1:タンパク質の生合成と品質管理 第1回 タンパク質の生合成 第2回 翻訳の異常と品質管理 第3回 「リボソーム関連品質管理」に関する総説の精読と討論 その1 第4回 「リボソーム関連品質管理」に関する総説の精読と討論 その2 第5回 「タンパク質の生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その1 第6回 「タンパク質の生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その2 第7回 「タンパク質の生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その3 第8回 「タンパク質の生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その4 第9回 「タンパク質の生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その5 セクション2:オルガネラの生合成と品質管理 第10回 オルガネラの生合成と機能 その1 第11回 オルガネラの生合成と機能 その2 第12回 「オルガネラの生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その1 第13回 「オルガネラの生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その2 第14回 「オルガネラの生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その3 第15回 「オルガネラの生合成と品質管理」に関する論文の解説と討論 その4 *生成系AIの利用について 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力をその ままプレゼンテーションに利用したことが判明した場合は単位を認定しない、 又は認定を取り消すことがある。 教科書
なし
参考文献
講義中に紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】紹介された文献、配布資料に目を通しておくこと。プレゼンテーション用に割り当てられた内容に関しては英文を熟読し、説明できるよう準備すること(40h)。
【復習】授業内容の理解を深め定着させるために、配布された資料を読み直すとともに、授業中に行った討論の内容について整理を行うこと(20h)。 アクティブ・ラーニングの内容
該当しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】授業中の討論(表現力、思考力等)およびプレゼンテーションの内容(準備状況、発表の構成力等)を総合的に評価し、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】 討論80%、プレゼンテーション20%を基準として、総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
各セクションの終わりに、討論の講評をフィードバックする。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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