![]() 教員名 : 西野 有里
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授業科目名
分子細胞機能学
(英語名)
Molecular Cell Biology
科目区分
ー
生命科学専攻・細胞機能解析学・選択科目
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSML5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
西野 有里
所属
生命科学専攻・細胞機能解析学部門
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
講義終了後・教室にて
またはクラスプロファイルにより問い合わせること 連絡先
開講科目一覧(履修の手引き)を参照のこと
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/6〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
【講義目的】
末梢シナプスのひとつの例として、神経筋接合部の情報伝達機構に関わる分子の機能や構造の理解を深めるとともに、神経筋情報伝達に関する最新の論文を読み解き、研究の動向を理解することを目的とする。 【到達目標】 (1) 神経筋接合部における情報伝達機構を分子レベルで説明できる。 (2) 神経筋接合部に関する最新の研究について議論できる。 授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】神経筋接合部の情報伝達に関わる分子の理解
【キーワード】シナプス、神経筋接合部、情報伝達 講義内容・授業計画
【講義内容】
末梢シナプスのひとつの例として、神経筋接合部の情報伝達機構を分子レベルで理解するために、各自が担当した分子についてその機能および構造、それぞれの最新の研究について調べ、発表を行う(各1回)。その内容に関しての補足説明やディスカッションを履修者全員で行う。 【授業計画】 1. 授業ガイダンス:講義の概要と授業計画 2. 神経筋接合部の概要解説。機能または構造を調べて発表する分子A〜Fとその発表担当者を決定する。 3. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Aの機能について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 4. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Aの構造について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 5. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Bの機能について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 6. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Bの構造について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 7. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Cの機能について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 8. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Cの構造について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 9. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Dの機能について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 10. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Dの構造について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 11. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Eの機能Iについて担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 12. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Eの構造について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 13. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Fの機能について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 14. 神経筋接合部に局在し、神経筋情報伝達に関わっているタンパク質Fの構造について担当者が調査した内容を発表し、全員でディスカッションを行う。 15. 授業のまとめと総括 授業では、毎回、パソコンを使用する。 【生成AIの利用について】 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま論文紹介に利用してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま利用したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
特になし
参考文献
・組織細胞生物学、原著第3版、南江堂、ISBN 978-4-524-26971-6 (生協等で購入)
・実験医学、Vol.38 No.16「特集 骨格筋の維持機構を暴き、サルコペニアに挑む」、羊土社、ISBN 978-4-7581-2536-9(生協等で購入) ・実験医学増刊「超高齢社会に挑む骨格筋のメディカルサイエンス」、羊土社、ISBN 978-4-7581-0370-1(生協等で購入) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】発表者は授業までに、神経筋接合部で情報伝達に関わる分子について、論文や参考書などから情報収集を行い、発表に必要な資料を用意する(12時間程度)。発表担当者以外も次回発表対象となる分子について情報収集を行っておく(2時間×12回)
【事後学習】発表資料の読み直しを行い、必要に応じて、引用された文献を読んで確認または追加で情報収集を行う(2時間程度×12回)。 アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
神経筋接合部におけるシグナル伝達について理解し、説明、考察できる到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価を行い、単位を付与する。 【成績評価の方法】 プレゼンテーションの内容(60%)および質疑応答(20%)、ディスカッションへの積極的な参加状況(20%)から総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーションについては、発表と質疑応答の終了後、授業内で講評する。
ディスカッションについては、逐次、授業内で講評する。 履修上の注意・履修要件
特になし。
実践的教育
該当せず。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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