フォトンサイエンス特論

フォトンサイエンス特論

ー

物質科学専攻・部門共通特別科目
必修科目（フォトンサイエンスコース生）

理学研究科

1年

HSSDM7MCA1

2.0単位

講義 (Lecture)

2025年度前期

(Spring semester)

和達　大樹、水戸 毅、小林 寿夫、田中　義人、安川 智之、篭島 靖、坂井　徹、阿部　正明、竹内　佐年、草部　浩一、三宅　由寛、吾郷　友宏、江口　律子、加藤　正和、宮坂　茂樹

理学研究科 物質科学専攻

日本語

該当なし

各担当教員の研究室。メールによる事前連絡が望ましい。

代表： wadati@sci.u-hyogo.ac.jp （和達）
必要なら、各教員に直接メールアドレスを聞いてください。

ー

4◎／3〇

ー

ー

キーワード：先端実験技術・理論体系、洞察力、解決力

【講義内容】本講義では、理学研究科の各分野の教員が交代で、それぞれの専門分野の研究について紹介する。
【授業計画】
１．X線とレーザーで探る遷移金属化合物の新しい磁気秩序（和達）
２．核磁気共鳴 −電磁波を用いる低エネルギー物性測定−（水戸）
３．放射光・レーザーの複合光ビームによる新しい光物性学の開拓と展開（田中）
４．放射光偏光特性を活用した共鳴吸収・散乱分光法による量子物性（小林）
５．スーパーコンピューターが解き明かす量子スピン液体（坂井）
６．量子シミュレーションで見るトポロジカル物質の光応答（草部）
７．ヘテロ環を含む多環芳香族炭化水素の性質（三宅）
８．極短パルス光とプローブ顕微鏡を用いた構造化学研究（竹内）
９．金属錯体・クラスター化合物の構造と電子・光物性（阿部）
１０．光電子機能を有する有機典型元素化合物の合成と性質（吾郷）
１１．マルチプローブ分光・回折実験で見るエキゾチック超伝導の特性（宮坂）
１２．有機・無機二次元層状物質の物性と機能制御（江口）
１３．微小電極と電気化学顕微鏡（安川）
１４．放射光X線顕微鏡の原理と物質科学への応用（篭島）
１５．関数解析を用いた微分方程式の解の構成方法 （加藤）

＊生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は単位を認定しない、または認定を取り消すことがある。

必要な資料は授業の際に配布します。

適した参考書がある場合は各回の担当教員が示します。

【予習】前回までの授業で習得した内容を再確認する（15時間）。
【復習】授業ノートやプリントの内容を読み返すことで講義内容の理解を深め、レポートにまとめる（45時間）。

採用しない。

【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力（知識・技能、思考力、判断力、表現力等）の到達度にもとづき、 S(90点以上), A(80点以上), B(70点以上), C(60点以上)による成績評価のうえ単位を付与する。
【成績評価の方法】
講義への出席を前提とし、レポートの内容で理解度を確認して成績を評価する。

授業中に示した例題については、その場で解説しながら解答例を示す。

フォトンサイエンスコースの学生は全員受講しなければならない。

該当しない。

講義の順番は変更されることがある。最終的な講義スケジュールは初回の講義の際に示す。