シラバス情報

授業科目名
建築環境デザイン論
(英語名)
Architecture and environment design theory
科目区分
選択科目
対象学生
緑環境景観マネジメント研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
ALLML5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2025年度前期
(Spring semester)
担当教員
杉本 雅子
所属

1級建築士事務所

アトリエ フーガ
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標11
オフィスアワー・場所
講義のなかで指示
連絡先
学内教員を通じて

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標

【講義目的】景観構成要素となる人工物や自然環境をトータルで考える視点を養成し、建築環境デザインのセンス及び創作手法を修得させること。

 

【到達目標】1)建築環境デザインの基礎的なスキルを多様な現場で応用できるようになる。2)建築環境デザインの在り方について説明できるようになる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:建築、環境、景観、デザイン
講義内容・授業計画

この科目は活用デザイン領域の応用科目であり、景観デザインを担うデザイナーとして、建築家とのコミュニケーションを有効に図り、コラボレーション力を養成するため、建築環境デザインのセンスと基礎的なスキルを養成する。風土と建築、人と環境の関わりを軸に、インテリアから建築、ランドスケープまでデザイン手法と実例を解説する。また、実例の現場視察やデザインの体験を通し、建築環境デザインの在り方について考察する。

第1回 建築環境デザインを学ぶために(オリエンテーション)
第2回 デザイン体験の敷地調査・企画
第3回 風土と建築・ランドスケープデザインの実例分析①
第4回 風土と建築・ランドスケープデザインの実例分析②
第5〜7回 建築・ランドスケープデザインの実例視察
第8回 建築デザインの基礎技術①
第9回 建築デザインの基礎技術②
第10回 インテリアの環境デザイン
第11回 すまいの環境デザイン
第12回 建築・ランドスケープデザインのコラボレーション実例
第13回 建築・ランドスケープデザインのデザイン体験₋基本計画
第14回 建築・ランドスケープデザインのデザイン体験⁻基本設計

第15回 デザイン体験のプレゼンテーションとまとめ

教科書
テーマに合わせ、個別に指示する。
参考文献

瀧光夫著「建築と緑・改訂版」(図書館にあり)

「日本建築のみかた」宮元健次著 学芸出版社

「ランドスケープの近代」佐々木葉二ほか編著 鹿島出版会
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習:講義で指定した図書資料の事前読み(10h)、事例見学前の事前リサーチ(10h)
復習:授業資料の読み直し(10h)、課題作成(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
事例見学先の事業者・管理者とのコミュニケーション
成績評価の基準・方法

基準:建築環境デザインの基礎的なスキルを修得し、建築環境デザインの在り方について考察できるようになること。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じ60点以上を合格とし、A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、成績とする。

方法:レポート、課題成果物、プレゼンテーションを基準として、総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
講義の中で,課題やプレゼンテーションについて講評する。
履修上の注意・履修要件
講義とともに外部見学、調査、課題製作などの内容も含む。事前に予習し、十分な復習により各回の内容を理解しておくこと。
原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、新型コロナウィルス感染症対策として、自宅でのオンライン授業とする場合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定・連絡します。
実践的教育
建築デザインの実例での体験をもとにした実務家による科目であり実践的教育である。
備考
隔年開講。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。