Syllabus data

Course Title
減災復興フィールドワーク
Course Title in English
Course Type
-
共通科目   (基礎科目)
Eligible Students
Graduate school of Disaster Resilience and Governance
Target Grade
1Year
Course Numbering Code
KDDMD5MCA3
Credits
1.00Credits
The course numbering code represents the faculty managing the subject, the department of the target students, and the education category (liberal arts / specialized course). For detailed information, please download the separate manual from the upper right 'question mark'.
Type of Class
演習 (Seminar)
Eligible Year/Semester
Fall semester 2026
Instructor
HIRAI Takashi,TANIGUTI Hiroshi
Affiliation
減災復興政策研究科
Language of Instruction
Japanese
Related SDGs
3/4/11/13
Office Hours and Location
授業後60分・講義室/研究室
Contact
hirai.takashi@drg.u-hyogo.ac.jp

Corresponding Diploma Policy
A double circle indicates the most relevant DP number and a circle indicates the associated DP.
Corresponding Undergraduate School DP
Corresponding Graduate School DP
1◎/2〇/3〇
Corresponding University-Wide DP
N/a
Academic Goals of Teacher Training Course

Course Objectives and Learning Outcome
【講義目的】
本講義では、第 1 回のガイダンスの後、災害科学領域・減災コミュニケーション領域・減災復興ガバナンス領域の3領域から原則としてそれぞれ1つ以上のフィールドワークを選択して履修する。
(災害科学領域)
減災復興学を学ぶにあたり、建造物の耐震評価手法,地盤の調査手法,気象災害をもたらす現象の予測のための観測手法などの調査技術を知ることは大切である。本フィールドワークでは、建造物や地盤の調査,気象の観測データ解析などを通して、これまでに学んだ手法を用いた実践的な調査を体験する。
(減災コミュニケーション領域・減災復興ガバナンス領域)
減災復興学を学ぶにあたり、政策の立案者・実行者あるいは受益者となる自治体や被災者、地域コミュニティ、企業、学校、NPO 等による被災地や防災活動の現場での活動及び実態を知ることは大切である。本フィールドワークでは、災害の被災地・未災地や、災害への事前の備えや災害後の応急対応、復興等に取り組む現場を実際に訪問すること、減災復興に関する社会調査を通して、これまでに学んだ手法を用いた実践的な調査を体験する。

【到達目標】
1)調査手法を用いて問題や課題を分析し説明できる
2)調査を実施してデータを収集して分析し説明できる
3)調査・訪問現場の概要を専門的知識に即して報告できる
Subtitle and Keywords of the Class
サブタイトル:調査・分析の実践力を身につけるフィールドワーク論
キーワード:調査手法、分析手法、実践、現場
Course Overview and Schedule
【講義内容】
 多様な主体による減災復興学の政策適用についての視野を広げるため、減災復興に係る準備、減災、応急対応、復旧・復興の実践を行っている現場(被災者、地域コミュニティ、企業、NPO、行政、学校等)を訪問し、地域の現状を分析、研究課題を発見する。また、減災復興学の減災と復興を担う建築構造物の耐震技術を理解するための各種施設や現場への訪問、地震や気象の現業観測施設や関連の研究機関への訪問を行い、国や公的研究機関による取り組みについての現状を知り、研究課題を発見する。次に、調査・観測計画を立てて目的に応じた質的・量的調査、現場観測を実施し、得られた調査・観測データを分析・考察する。本講義は、事前学習、現地調査、事後報告の3つのステップで実施する。
 教員が提案するプログラムの中から訪問先を選択し、災害領域、減災コミュニケーション、減災復興ガバナンスの3領域から原則としてそれぞれ1つ以上のフィールドワークを選択して履修する。各フィールドワークは最低14時間以上(事前事後学習6h,現地訪問8hを目安)、計40時間以上となるようにフィールドワークを選択し実施する。

【授業計画】
1.ガイダンス①(平井、各教員) フィールドワークの進め方について説明する。各教員から、今年度の活動プログラムを説明する(1h)。
2.ガイダンス②(谷口) フィールドワーク実施計画の作成、実施において配慮すべき事項等について説明する(1h)。
3.フィールドワークの実施(担当教員)現地での活動を実施する前に事前学習を実施して、現地の状況について文献調査し調査計画を立てる。現地調査を実施し調査データを収集する。調査結果を分析し報告書を作成する。
  フィールドワークの実施時期は、原則10〜12月とする。状況に応じて夏休み(8〜9月)の実施も可とする。
4.成果の発表と討論(全教員)減災復興の現場における事前の備えについて、それぞれのフィールドワークについて独自の情報収集、分析を加えた報告を行い、他の学生及び教員と全体ディスカッションを行う。全体ディスカッションを通して、それぞれのフィールドワークで得られた知見を共有し、減災復興の現場における事前の備えにおいて、多様な主体がどのように連携したり、活動を棲み分けたりするのかについて議論を行う(4h)。
5.まとめと評価(到達度の確認)(平井、各教員)

フィールドワークプログラム例(年度毎に変更の可能性あり)
①    災害領域:
・南海トラフ地震・津波によって想定される被害調査のための実地微動観測・地形調査、洪水・津波・高潮被害対策施設の見学、気象災害予測のための実地気象観測。
・淡路島南あわじ市における微動観測、北淡震災記念公園での野島断層見学、気象台等の気象観測所見学や気象庁から提供されている気象データ解析、風水害等の災害やそれらの対策に関する展示施設、大学等の研究機関の見学などを実施する。


②    減災コミュニケーション領域:
・過去の災害の被災地において、地域住民とともに減災復興に関するワークショップを行うことにより、地域の被害状況を知るとともに、被災者とのコミュニケーションの取り方を考える。
・尼崎市小田地区を対象として地域の災害関連情報についてモバイルGISを活用した現地調査、データ収集、収集したデータを組みこんだモバイルアプリを利用したまち歩きを実施する。災害関連情報に係る発信者と受信者となりデジタルデータを利用したリスクコミュニケーションのあり方について実践的に学ぶ。

③    減災復興ガバナンス領域:
・南海トラフ地震対策に取り組む徳島県鳴門市を調査し、地方自治体と地域が連携した災害への備え、避難対策、事前復興等について学修する。
・大阪市中央区北大江地区における避難所運営訓練に参加し、都心のコミュニティによる帰宅困難者への対応を考慮した訓練の実践手法を学ぶ。
・地域住民を主体とした地区防災計画策定に向けた活動や地域の復興を目指した活動、それを支える中間支援組織等の活動に従事し、平時からの関係構築の重要性や被災後の支援の連携効果について実践的に理解する。
In-person/Remote Classification
In-person
Implementation Method and Remote Credit Limit Application
Uses of Generative AI
Limited permission for use
Precautions for using Generative AI
・実施計画書、実施報告書、最終発表資料は、学生本人が作成することを前提としているため、生成系 AIを用いて作成することは認めません。これらに生成系 AIを使用したことが判明した場合は、単位を認定しないことがある。
・その他、事前学習、現地調査、事後報告の各段階において、教員からの指示があれば生成AIの利用を許可します(各フィールドワーク担当教員によく確認すること)。
Textbook
必要に応じて、各フィールドワーク担当の教員により講義内で紹介する。
References
必要に応じて、各フィールドワーク担当の教員により講義内で紹介する。
Contents and Estimated Time for Pre- and Post- Learning (Preparation and Review)
【事前学習】調査実施前に、文献調査等により地域の状況を調べて、調査計画を立案する(1h)、文献レビュー・まとめ(1h)
【事後学習】調査データを分析・考察する(1h)、調査結果について、報告書を作成する(2h)、プレゼンテーションの準備を行う(1h)
Contents of Active Learning
フィールドワークの最中や、報告会においてディスカッションを行う。また、フィールドワークの実施において必要となる手法の獲得と実践が求められる。
Grading Criteria and Methods
【成績評価の基準】
・「選択した全てのフィールドワークの実施計画書・実施報告書を期限内に提出し、最終発表を行うこと」を成績評価および単位付与の必要条件とする。最終発表を行わない、または該当する実施計画書・実施報告書のうち、一つでも期限内に提出していないものがある場合は、成績評価の対象としない(素点は0点となる)。
・研究課題を同定し、現地調査を実施して得られたデータを分析・考察できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
最終発表50%、実施計画書・実施報告書50%で評価する。

How to Disclose Assignments and Exam Results
事前学習、現地調査の進捗状況を確認し、適宜コメントや助言を行う。
Precautions and Requirements for Course Registration
・本講義は、前期必修の「調査手法論」の講義・演習・実習で学んだ手法ならびに自らの修士論文作成に必要な手法を習得し実践するための実習の場として位置づけられている。前期で学んだ内容に加えて、選択するフィールドワークで必要となる手法の獲得に自ら努める姿勢が求められる。
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。

Practical Education
該当しない
Remarks
In cases where any differences arise between the English version and the original Japanese version, the Japanese version shall prevail as the official authoritative version.