シラバス情報

授業科目名
金融政策 (国商・専門科目)
(英語名)
Financial Policy (J)
科目区分
専門教育科目
[−]
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度前期
担当教員
山田 一夫
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
随時メールで調整・山田研究室(A313)
連絡先
kyamada@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】経済学を学ぶ上で、経済を貨幣の視点から考えることは重要である。本講義では金融政策の基礎に対する理解を深めることを目的とし、貨幣金融の役割や金融政策の目標、金融市場調節などについて解説する。
【到達目標】1)金融政策の基礎理論を説明できること、2)金融政策の現状を分析できること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:実践的な金融政策分析
キーワード:通貨の信認、制度的要素、非伝統的金融政策
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義ではマクロ経済学の金融政策について講義を行う。
【授業計画】
1.ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。
2.金融政策:概観(テキスト第1章 キーワード:金融政策)
3.金融の役割(テキスト第2章 キーワード:貨幣・通貨、資金の移転とリスクの移転)
4.貨幣と中央銀行(テキスト第3章 キーワード:欲望の二重の一致、商品貨幣、不換貨幣)
5.金融政策の目標(テキスト第4章 キーワード:インフレ・デフレのコスト、望ましいインフレ率)
6.金融政策を運営する制度的枠組み(テキスト第5章 キーワード:動学的非整合性、中央銀行の最適契約モデル)
7.金融政策と金利の期間構造(テキスト第6章 キーワード:金利裁定、イールドカーブ)
8.政策ルールとインフレ目標政策(テキスト第7章 キーワード:裁量とルール、政策反応関数、テイラールール)
9.金融市場調節(テキスト第8章 キーワード:政策金利、金利安定化メカニズム)
10.金融政策分析の基本モデル(テキスト第9章 キーワード:IS曲線、MP曲線、長期インフレ予想)
11.総需要=総供給分析への拡張(テキスト第10章 キーワード:総需要曲線、総供給曲線、金融政策の内生的な反応)
12.非伝統的金融政策(テキスト第11章 キーワード:非伝統的金融政策、出口戦略、マイナス金利)
13.マクロプルーデンス政策(テキスト第12章 キーワード:金融危機、ダイアモンド=ディビック・モデル)
14.金融政策の将来展望(テキスト第13章 キーワード:物価安定目標、中央銀行バランスシート、中央銀行デジタル通貨)
15.まとめと評価(到達度の確認)
定期試験

※ スケジュールと内容は変更になる可能性があります。
※ パソコンの利用:使用しない。
対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
・対面授業のみ
・遠隔授業単位上限の適用を受けない
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
生成AIの利用にあたっては『本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。
この授業においては、以下の範囲において、生成AIの利用を許可し、これ以外の範囲での利用は禁止する。生成AIの利用につ
いては担当教員の指示に従うこと。
教員が認める範囲を超えて生成AIを利用したことが判明した場合は、単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
生成AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
また、生成AIによる出力結果をそのまま課題・レポートとして提出してはならない。

<利用可の範囲>
講義資料の要約、資料収集および要約、課題・レポート文案作成、文書の翻訳・校正等
教科書
白塚重典 (2023) 『金融政策:理論と実践』 慶應義塾大学出版会(予習・復習やレポート課題などで使用するので、生協などで購入するのが望ましい)
参考文献
◦⽵⽥陽介 (2005) 『コア・テキスト⾦融論』 新世社
◦エドワード・グリフィン (2005) 『マネーを⽣みだす怪物』 草思社
◦岩村充 (2008) 『貨幣の経済学』 集英社
◦ニーアル・ファーガソン (2009) 『マネーの進化史』 早川書房
◦フェリックス・マーティン (2014) 『21世紀の貨幣論』 東洋経済新報社
◦倉都康⾏ (2014) 『⾦融史の真実』 ちくま新書
◦⿊⽥明伸 (2014) 『貨幣システムの世界史(増補新版)』 岩波書店
◦祝⽥秀全 (2016) 『銀の世界史』 ちくま新書
◦⼭⼝揚平 (2017) 『新しい時代のお⾦の教科書』 ちくまプリマ—新書
◦デイヴィッド・オレル (2021)『ヴィジュアル版 貨幣の歴史』 原書房
他の文献は講義時間中に、適宜、紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの部分を事前読み込み(14回、14h)
【復習】ミニレポート作成(14回、14h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキストや資料を読み直し(14回、14h)、最終レポート作成(18h)


アクティブ・ラーニングの内容
講義終了後、毎回ミニレポートを提出してもらう。次の講義で講評を行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
金融政策の基礎理論を説明でき、2)金融政策の現状を分析できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
最終レポート50%(ミニレポート10%を上限として最終レポートに加味する)、定期試験50%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
ミニレポートは、注意点などを次の講義の中で紹介しながら講評する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。
履修上の注意・履修要件
①ミクロ経済学入門とマクロ経済学入門を履修済みであること。
②レポートの書き方については、下記の参考文献に従って作成してください。表紙については履修の手引きの該当箇所を参照してください。レポートで剽窃が発覚した場合は0点となるので注意してください。
◦沼崎一郎 (2018) 『はじめての研究レポート作成術』岩波ジュニア新書
実践的教育
該当しない
備考
・貨幣に興味を持って授業に参加してください。

・質問などは、ユニバーサルパスポートのQ&Aを使わずに、大学から配布されたアドレスからメールを送ってください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。