シラバス情報

授業科目名
医療工学 (全学共通科目)
(英語名)
Medical Engineering
科目区分
全学共通科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度後期
(Fall semester)
担当教員
小橋 昌司、八木 直美、藤田 孝之、伊藤 美紀子、川崎 優子
所属
工学研究科
環境人間学部
看護学部
先端医療工学研究所
授業での使用言語
日本語
本授業は原則として日本語で実施します。
関連するSDGs目標
目標3/目標4/目標9
オフィスアワー・場所
木曜日12:10〜13:00に実施します。
オンライン会議システムを使用します。
参加を希望する場合は、ユニバーサルパスポートのQ&A機能を通じて事前に予約してください。
連絡先
unipaのQ&Aで全担当教員に連絡してください。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
医療と工学が交差する医療工学分野は、先端医療機器、医用画像解析、医療情報システム、ヘルスケアAIなど、現代医療を支える重要な学際領域です。本講義では、医療・ヘルスケア分野における工学技術の役割と応用について体系的に学び、各分野の研究動向や実社会における課題を理解することを目的とします。あわせて、医療課題を工学的視点から捉え、研究・開発や社会実装につなげるための基礎的な思考力を養います。

【到達目標】
本講義を修了した学生は、以下のことができるようになります。
  1. 医療・ヘルスケア分野における主要な工学技術とその役割について説明できる。
  2. 医療工学分野の研究・開発動向および課題を具体例を挙げて整理できる。
  3. 医療現場や社会の課題を工学的視点から分析し、解決に向けた方向性を考察できる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル: 
医療と工学の融合

キーワード
  1. 医療工学
  2. ヘルスケア技術
  3. 医療機器・システム
  4. 医用画像解析
  5. 学際的アプローチ

講義内容・授業計画
【講義内容】

本講義では、医学と工学が交差する学際領域である医療工学分野の全体像について概説します。特に、医療・ヘルスケア機器分野、工学技術を基盤とした看護・介護分野、ならびに食・栄養分野における工学技術の応用について、最新の事例を交えながら解説します。
講義はオムニバス形式で実施し、学内教員に加えて、医療現場や関連産業で活躍する実務経験を有する外部講師を招き、多角的な視点から医療工学の現状、課題および将来展望について学びます。
また、講義の終盤にはグループワークを実施し、医療と工学の融合に関する具体的な課題について議論・考察することで、理解を一層深めます。なお、講義の順序や担当教員は、都合により変更される場合があります。

【授業計画】
  1. 兵庫県立大学における医療工学研究
     (医療工学研究の概要と、本学における取組について解説します)
     担当:小橋

  2. 人工知能と医療
     (AI技術の医療分野への応用と課題について解説します)
     担当:小橋

  3. データヘルス
     (医療データ活用とヘルスケアの高度化について学びます)
     担当:八木

  4. 看護ケア×デジタルヘルスへの挑戦
     (看護・介護分野におけるデジタル技術の活用について解説します)
     担当:川崎

  5. 食・栄養分野と医療・工学との関わり
     (栄養科学と工学技術の連携について学びます)
     担当:伊藤

  6. 医療と工学の架け橋 — 臨床工学技士の役割
     (医療現場における工学専門職の実務について解説します)
     外部講師、担当:小橋

  7. 医療機器販売業から見た医療機器産業と工学技術
     (医療機器産業の構造と工学技術の重要性について解説します)
     外部講師、担当:小橋

  8. 医用画像分野のベンチャーと今後の展望
     (医用画像技術と産業展開について学びます)
     外部講師、担当:小橋

  9. AI/IoTによる看護・介護分野への応用
     (次世代の看護・介護支援技術について解説します)
     外部講師、担当:小橋

  10. 工学に支えられた整形外科医療の進歩
     (生体工学、材料工学、機械工学、情報工学の貢献について解説します)
     外部講師、担当:小橋

  11. 医療機器メーカーにおける研究開発事例
     (企業における医療機器開発の実際について紹介します)
     外部講師、担当:小橋

  12. 医療現場発の医療機器開発
     (臨床ニーズと工学的アプローチについて解説します)
     外部講師、担当:小橋

  13. IoTによる医療・看護支援
     (IoT技術を用いた医療支援システムについて学びます)
     担当:藤田

  14. 医療と工学に関するグループワーク(1)
     (課題設定とグループ討議を行います)
     担当:小橋

  15. 医療と工学に関するグループワーク(2)
     (発表および総合討議を行います)
     担当:小橋

対面・遠隔の別
ハイブリッド(対面)
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
本授業は、対面授業と遠隔配信を組み合わせたハイブリッド形式で実施します。主として対面で授業を行い、他キャンパスに対しては同時配信を行います。遠隔配信は対面授業を補完する位置づけであり、授業全体において対面授業の回数が遠隔授業の回数を上回ります。そのため、本授業は遠隔授業単位上限の適用対象外とします。
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
レポート作成やプレゼンテーション資料作成において、生成AIの利用を認めます。ただし、生成AIの利用は、情報収集、構成案の検討、表現の言い換え、文章の推敲などを目的とした補助的な利用に限ります。生成AIによって生成された文章や内容を、そのまま提出することは認めません。提出物は、生成AIの出力結果を参考にした場合であっても、必ず自らの理解に基づき、自分の言葉で整理・記述してください。

生成AIを用いて作成された文章を、内容の確認や修正を行わずにそのまま使用した場合や、課題の主たる内容を生成AIに依存したと判断される場合は、不適切な利用とみなします。このような不適切な利用が認められた場合には、単位を認定しない、または既に認定した単位を取り消すことがあります。
教科書
教科書は使用しません。講義スライドは、授業前にunipaを通じて配布します。
参考文献
本学が契約している電子ブックサービス(MARUZEN)を、学生は無料で利用できます。
https://lib.liac.u-hyogo.ac.jp/liac/1/

土肥 健純(監修)
『医用工学の基礎』
東京電機大学出版局,2019年
ISBN:978-4-501-33320-1
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安

【事前学習】
各授業回に先立ち、事前に公開される講義スライドや配布資料を確認し、講義内容の概要を把握してください。予習時間は1回あたり約2時間を目安とし、講義回数13回分で、合計約26時間を想定します。
また、グループワークにおけるプレゼンテーションに向けて、資料作成や内容整理、発表準備を行ってください。これらの準備および練習に要する時間として、合計約4時間を想定します。

【事後学習】
講義内容の理解を深めるため、各回の講義後に内容の振り返りを行ってください。あわせて、講義に関連するテーマについてレポートを作成します。レポート作成は全15回を通して行い、合計約30時間の作業時間を目安とします。

※以上の予習および復習を合わせ、授業外学修時間は合計で約60時間程度となるよう設定しています。

アクティブ・ラーニングの内容
本講義では、学生の主体的な学修を促進するため、アクティブ・ラーニングを取り入れます。各回の講義において、講義内容に基づく質疑応答や意見交換の時間を設け、学生が自ら考え、発言する機会を確保します。
また、講義の終盤には、医療と工学の融合に関するテーマを題材としたグループワークを実施します。グループワークでは、課題設定、情報収集、討議、発表を行い、多様な視点から課題を考察することで、理解の深化と協働的な学修を図ります。

成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
医療工学分野という学際領域において求められる工学技術に関する理解力および説明能力について、講義目的および到達目標に示した能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づいて評価します。成績は、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)の基準により判定します。

【成績評価の方法】
  1. 定期試験は実施しません。
  2. 講義内容に基づくレポートを100点満点で評価し、全体の成績評価の60%を占めます。
  3. グループワークへの貢献度およびプレゼンテーション内容を100点満点で評価し、全体の成績評価の20%を占めます。
  4. 講義中の発言内容および討議への参加状況を100点満点で評価し、全体の成績評価の20%を占めます。

課題・試験結果の開示方法
レポートについては、提出されたすべての課題に対して、unipa上で個別にフィードバックを行います。また、評価の観点や全体的な傾向については、講義内で説明します。
履修上の注意・履修要件
  1. 本講義はオムニバス形式で実施するため、各回の担当教員が変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。
  2. 予習および復習は、講義内容の理解を深めるうえで重要です。各講義の内容に応じて適切な事前・事後学習を行い、授業で学んだ知識の定着に努めてください。
  3. 病気や災害等のやむを得ない理由により欠席する場合は、氏名および日付が確認できる診断書(コピー可)または医療機関の領収書等の書類を提出してください。提出された書類は、確認後に返却します。


実践的教育
本講義は,実践的教育には該当しません.

備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合には,日本語版を優先します.


英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。