シラバス情報

授業科目名
電気エネルギー伝送工学
(英語名)
Electric Power Transmission and Distribution
科目区分
専門教育科目
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBK3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度前期
担当教員
多田 和也
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9/目標12
オフィスアワー・場所
火曜日12:10〜12:50 B312研究室
連絡先
tada@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎/5◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
送電線路がどのように成り立ち,電気回路としてモデル化されるかを述べ,正常時の交流電力輸送の特性を解説する。ついで,各種故障における計算法について解説する。

<到達目標>
送電線路の構成要素と線路定数,正常時の輸送特性,単位法と対称座標法による故障計算などの電力輸送における基礎的事項を説明できる。
送電線路の構成要素と線路定数,正常時の輸送特性,単位法と対称座標法による故障計算などの電力輸送の基礎的な計算問題を解ける。
授業のサブタイトル・キーワード
電力輸送,電力システム,送電系統,故障計算
講義内容・授業計画
科目の位置付け
電気回路,電気磁気学などの基礎的科目をベースとして,正常時の電力輸送特性に関する基礎事項を理解し,電力輸送工学の基本的な計算法を習得する。

授業計画
1. 電力輸送工学の概要と送電方式
2. 対称三相交流回路の復習
3. 送電線路の構成要素と線路定数(1)
4. 線路定数(2)
5. 単位法(%インピーダンス法)の基礎
6. 単位法(%インピーダンス法)の応用 
7. 送電線路の集中定数回路としての取り扱い 
8. 送電線路の分布定数回路としての取り扱い
9. 電力円線図と調相設備
10. 総合演習
11. 対称座標法の基礎
12. 発電機の基本式
13. 簡単な地絡・短絡時の故障計算
14. 送電系統の対称分モデルと故障計算
15. 電力系統の故障計算


対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
・対面授業のみ
・遠隔授業単位上限の適用を受けない
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
生成AIの利用にあたっては『本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。この授業においては、以下の範囲において、生成AIの利用を許可し、これ以外の範囲での利用は禁止する。生成AIの利用については担当教員の指示に従うこと。教員が認める範囲を超えて生成AIを利用したことが判明した場合は、単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。生成AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。また、生成AIによる出力結果をそのまま課題・レポートとして提出してはならない。
<禁止事項>
講義資料の全部または一部を電子ファイルまたは画像等として生成AIに入力することを禁止する。
<利用可の範囲>
概念や数式の計算が分からない場合の確認等。
教科書
田辺 茂「よくわかる送配電工学」 (電気書院)
参考文献
荒井 純一 監修「基本からわかる電力システム講義ノート」(オーム社)
小山 茂夫ほか「送配電工学(改訂版)」(コロナ社)
日高 邦彦,横山 明彦「基礎 電力システム工学」(数理工学社)
山口 純一ほか「送配電の基礎(第2版)」(森北出版)
篠原 浩二「送電系統」(電気書院)



事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】毎回授業に際して教科書の関連部分・授業資料の事前読み込み(1h)
【復習】毎回講義内容の理解を深め定着させるために教科書の関連部分・授業資料の読み直し(1h),宿題課題(1h),宿題の解説動画の視聴(1h)

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
ベクトル電力,正常時の輸送特性,単位法及び称座標法による故障計算,などの電力輸送における基礎的事項の説明,計算問題への適用について,講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

成績評価の方法
授業中および宿題としてレポート演習問題を課すとともに,試験を実施する。
学習態度(レポート・演習問題)40%,試験60%を基準として合計60%以上を評価する。
課題・試験結果の開示方法
授業中および宿題として課された演習問題については,原則として次の講義内または動画により解説する。
定期試験は,授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関する全体的な講評,コメントを記載する。

履修上の注意・履修要件
病気などでやむを得ず欠席する場合は,診断書(コピー可)を提出すること。
電気回路(特に三相交流回路と複素電力),電気磁気学の基礎(特に静電容量とインダクタンスの計算方法)を理解しておくこと。
認定により電気主任技術者免状の取得をする際には,本科目の単位を必ず取得しておく必要がある。
実践的教育
該当しない
備考
・ 自然科学に基づいた専門分野の基礎力
・ 電気、電子、情報分野の広い知識と特化した分野の知識
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。