シラバス情報

授業科目名
哲学概論 (B)
(英語名)
Introduction to Philosophy
科目区分
全学共通科目
対象学生
工学部/理学部/環境人間学部
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度前期
(Spring semester)
担当教員
西村 洋平
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
開講科目一覧(履修の手引き)を参照のこと
連絡先
開講科目一覧(履修の手引き)を参照のこと
質問はクラスプロファイルでも受け付ける

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/2-1◎/4-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
この講義の目的は哲学的に考えることを修得することです。そのために思考実験と言われる架空の事例を用いて授業を進めます。
取り上げられる事例に則して、過去の哲学者たちがどのような思考を展開してきたのかということを説明します。説明された思想を手がかりにして、皆さん自身にも同じ問題について哲学的考察を行ってもらうことを目的としています。

到達目標は以下の通りです。
1)論理的に正しい選択を行える
2)情報を批判的に吟味し、その真偽について分類できる
3)過去の哲学者たちの思想を説明することができる
4)自らの考察を論理的に表現することができる
5)他者と対話し、問題解決を図ることができる


授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:知識、論理、科学、考える、言語
講義内容・授業計画
この講義では、哲学の知識や歴史を学ぶというよりは、思考実験といわれる架空の題材を用いて普段は当然と考えていたり、見過ごしていたりすることなどについてもう一度考え直します。そのことによって批判的に考える習慣を習得することを目的としています。

授業計画
  • イントロダクション:哲学とは?
  • 哲学と思考実験:なぜ架空の事例が役に立つのか
  • 知っているとは?(1):知識の古典的定義
  • 知っているとは?(2):知識の源泉
  • 知っているとは?(3):ゲティア問題
  • 知っているとは?(4):知識に関する内在主義と外在主義
  • 世界は現実のものなのか?:水槽の中の脳
  • 心とは?:チューリングテスト
  • 私が私であるとは?:テセウスの船
  • 理解しているとは?:中国語の部屋
  • 意味はどこにあるのか?:双子地球
  • 幸福とは何か?:経験機械
  • 論理と科学(1):推論
  • 論理と科学(2):科学と疑似科学
  • まとめ

対面・遠隔の別
対面(配信元)
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
・対面授業のみだが、他キャンパスへ授業内容を同時配信
・遠隔授業単位上限の適用を受けない
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
生成AIの利用にあたっては『本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。
この授業においては、以下の範囲において、生成AIの利用を許可し、これ以外の範囲での利用は禁止する。生成AIの利用については担当教員の指示に従うこと。教員が認める範囲を超えて生成AIを利用したことが判明した場合は、単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。生成AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。また、生成AIによる出力結果をそのまま課題・レポートとして提出してはならない。
<利用可の範囲>
講義資料の要約、文書の翻訳・校正等
教科書
適宜資料を配付します
参考文献
ダンカン・プリチャード『知識とは何だろうか 認識論入門』、勁草書房、2022年
A.F. チャルマーズ『改訂版 科学論の展開−科学と呼ばれているのは何なのか?−』恒星社厚生閣、2013年
トーマス・クーン『新版 科学革命の構造』みすず書房、2023年
ジョン・サール「MiND』筑摩書房、2018年
上枝美典『現代認識論入門:ゲティア問題から徳認識論まで』勁草書房、2020年
プラトン『テアイテトス』岩波書店、2014年
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習:各授業回に関連するトピックについて参考文献を読む(2h×15)
事後学習:参考文献や授業資料を見直して、授業内容を整理し自らの考えをまとめる(2h×15)
アクティブ・ラーニングの内容
学生同士のディスカッションを行う
リアルタイムアンケートシステムにて意見表明を行う
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
過去の哲学者たちの思想を説明でき、情報を批判的に吟味し、論理的に考え、表現できるものについてはその到達度に基づきS(90 点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

成績評価の方法
期末試験(70%)、課題提出(30%)
課題・試験結果の開示方法
各回の課題については代表的なものを取り上げて次の授業時にコメントする。
期末試験の結果の講評については、ユニバーサルパスポートの本科目のクラスプロファイルを通して開示する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。