シラバス情報

授業科目名
環境プロセス工学
(英語名)
Environmental Process Engineering
科目区分
専攻科目(化学分野科目)
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMA5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度後期
(Fall semester)
担当教員
山本 拓司、佐藤根 大士
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標6/目標9
オフィスアワー・場所
随時(ユニバーサルパスポートから事前連絡が必要、その際に場所を指定する)
連絡先
tyamamot@eng.u-hyogo.ac.jp
satone@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎
全学DP
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
講義目的
物質の分離・精製工程(分離プロセス)では,化学プロセス全体の消費エネルギーのうち約30%が消費されており,SDGs達成のため,分離プロセスのさらなる高効率化・省エネルギー性向上が期待されている。代表的な分離操作である吸着や固液分離を題材として,基礎的操作からプロセス設計までを講義する。

到達目標
分離操作に関する基礎知識(プロセスの概略,分離に適した操作条件)の理解,ならびに物質収支やエネルギー収支に基づいて,操作の前後での組成や状態の変化を予測できること。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル: 吸着プロセスおよび固液分散系プロセスの設計・操作
キーワード: 吸着等温線、接触ろ過法、固定層吸着、固液分散系評価、固液分離

講義内容・授業計画
授業内容
持続的に発展可能な社会の構築に向けて,化学プロセスのさらなる高効率化が求められている。本講義では,環境浄化やエネルギー生産に不可欠な単位操作である吸着・ろ過等の分離プロセスの効率化のための基礎知識を修得することを目的とする。講義では,吸着剤の物性に関する基礎知識を講義した後,接触ろ過法・固定層吸着をはじめとする吸着プロセスの設計・操作論について解説する。また,効率化が望まれるプロセスの一例として微粒子を液に分散させたスラリーが関連する系をとりあげ,スラリーの特性評価法について詳述し,特徴や問題点について理解を深める。さらにはスラリーの関係するプロセス設計や固液分離技術についても学ばせる。

授業計画
第1回:イントロダクション,講義の概要説明
第2回:吸着現象と吸着剤の物性
第3回:吸着平衡と吸着等温線
第4回:吸着速度と細孔内拡散
第5回:吸着操作(接触ろ過法)
第6回:吸着操作(固定層吸着)
第7回:境膜における物質移動,演習
第8回:固定層吸着破過曲線の推算,演習
第9回:固液分散系の性質
第10回:液中微粒子の特性と評価
第11回:固液分離操作の原理
第12回:ろ過操作の原理
第13回:ろ過装置の設計
第14回:様々な固液分離,ろ過技術
第15回:固液分離演習
定期試験
対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
・対面授業のみ
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
課題・レポート等の作成に際して、教員が認める範囲を超えて生成AI を使用したことが判明した場合は、単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある
教科書
印刷物の配布またはオンデマンド教材(事前にユニバーサルパスポートに掲示しますので、各自プリントアウトして持参してください)
参考文献
「現代化学工学」,橋本健治・荻野文丸,産業図書
「基礎スラリー工学」, 椿淳一郎,森隆昌,佐藤根大士,丸善出版
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(20h)
【復習】レポート作成、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(各20h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
吸着や固液分離などの分離プロセスに関して講義中に課すレポート課題の内容および定期試験結果に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
演習の際には各自ノートパソコンを持参してください(詳細は講義中に指示します)。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。