シラバス情報

授業科目名
種生物学特論
(英語名)
Advanced species biology
科目区分
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学部
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度後期
(Fall semester)
担当教員
山﨑 健史
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
オフィスアワー:火曜〜金曜 13:00〜17:30
場所:兵庫県立人と自然の博物館
連絡先
オフィスアワーの一覧表を参照。
一覧表は、ユニバーサルパスポートに掲示。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義では、生物の最も基本的な単位とされる種 speciesを対象に、系統分類学、生物地理学などの学問分野における取り扱いを論究する。

本講義の到達目標は、種 speciesに関する研究事例を通して、1)種の多様性創出とその維持機構を理解し説明できること、2)種内、種間での様々な生物間相互作用を理解し説明できること、3)種という概念が、どのような背景で生まれ、どのように使われ、そして、どのような問題を含んでいるのかを理解し説明できること、である。

また、本講義のテーマを通し、多くの文献や考え方、研究に触れることで、自身の学問的な背景に深みを持つことが、何よりも重要である。
授業のサブタイトル・キーワード
系統分類学、生物地理学、多様性生物学、生物哲学
講義内容・授業計画
地球上において、現在、約180万種以上の生物種に学名が付けられている。
多様な生物を語る上で、分類学上の基本的な単位である種 speciesは、重要な意味を持っている。
本講義では、まず種の多様性に関連する事象を概観し、主に種多様性が生じるプロセスと維持機構を
理解する。そして、種の定義を通して、改めて種とは何かを捉えなおす。
また、本講義は、兵庫県立人と自然の博物館で行うため、必要に応じて、収蔵庫なども見学し、現場での研究事例も紹介する。

本講義の各回で扱うテーマは以下のとおりである。
1〜5回: 系統分類学
6〜10回:生物地理学
11〜14回:生物間相互作用
15回:授業のまとめと評価
 
対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
・対面授業のみ
・遠隔授業単位上限の適用を受けない
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
情報収集のツールとしての活用、学習のサポートとしての使用を認める。
ただし、ネット上の誤った情報をもとにしている場合も多いため、常に情報の出典と実際の中身については吟味するようにすること。
教科書
特に指定はしない。
必要があれば、講義内容に関連する書籍を紹介する。
参考文献
藤田敏彦. 2010. 動物の系統分類と進化 (新・生命科学シリーズ). 裳華房. (系統分類学の概要)
三中信宏. 2006. 系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに. 講談社.(系統樹に関する哲学的な読み物、難易度高い)
三中信宏. 2009. 分類思考の世界 なぜヒトは万物を「種」に分けるのか. 講談社.(種に関する哲学的な読み物、難易度かなり高いが、ボコボコに打ちのめされて欲しい)
Ernst Mayr & Peter D. Ashlock. 1991. Principles of Systematic Zoology. McGraw-Hill Collage.(生物学的種概念についての伝統的な教科書)

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業計画の各テーマについて、事前に2時間の予習をすることが望ましい(2時間x15回=計30時間)
【復習】各回ごとにノート、配布資料の見直しを2時間行い、理解を深めることが望ましい(2時間x15回=計30時間)
そのほか、参考文献等を用いて理解を深めることが望ましい。

アクティブ・ラーニングの内容
該当しない。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
種多様性の創出・維持機構、種の定義について理解でき、自身の言葉でこれらを説明できる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
また、能力の到達度に加え、正しい日本語文法で書かれているか、論理的に文章が組み立てられているかも考慮して評価する。

成績評価の方法
成績は授業中に行う小テストもしくは議論(20%)と最終レポート(80%)を基準とする。
10回以上の出席がない者については、成績評価は行わない。


課題・試験結果の開示方法
小テストを実施する場合、原則、次の講義内で解説する。
最終レポートにおける全体的な講評などは、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

履修上の注意・履修要件
・個体以上を扱う生物学、自然地理学などの予備知識があることが望ましい。
・本授業は、原則、対面で行う予定だが、授業方式を変更する場合は、ユニパ等で履修登録者に周知する。

実践的教育
該当しない。
備考
担当教員は、陸上節足動物の多様性に焦点をおき、主にクモガタ類の系統分類について研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野
の基礎部分について解説するものである。
詳細は、Researchmapを参照(https://researchmap.jp/arigumo)。

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。