シラバス情報

授業科目名
在宅治療援助論
(英語名)
科目区分
領域別専門科目
対象学生
看護学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
ANNMN6MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度前期
担当教員
大野 かおり、大村 佳代子
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
事前にアポイントをとること
大野研究室,大村研究室(7F)
連絡先
kaori_ono★cnas.u-hyogo.ac.jp
kayoko_omura★cnas.u-hyogo.ac.jp
(★を@に変えてください)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
6◎/7◎/3〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
医療的ケアが必要な在宅療養者に必要な医療処置について説明できる。医療機関と連携しながら,検査や処置,対症療法,薬物調整などについてアセスメントし,包括的な看護実践につなげる。
とくに、脳血管疾患から生じる障害,呼吸器障害,腎機能障害,神経難病者への医療,緩和医療をもつ療養者への治療とそれに伴うケアに焦点をあて,医師からの包括的支持・支援のもと展開する診断,治療,療養,生活の過程を統合した専門的なアセスメント能力とエビデンスに基づいた高度な看護実践方法を説明できる。
また,在宅医療の課題を分析し包括的ケアを提供するために,さまざまなケア提供者によるケアの質向上を目指したチーム医療の展開について提案できる。
【到達目標】
  1. 在宅療養者に特徴的な脳血管疾患から生じる障害,呼吸器障害,腎機能障害,神経難病者への医療,緩和医療,皮膚トラブルをもつ療養者への治療とそれに伴うケアについて説明できる。
  2. 診断(検査等を含む)や治療と療養生活の状況を統合したアセスメントについて理解し,ケアとキュアを融合した看護実践について提案できる。
  3. 在宅でのチーム医療について説明できる。
  4. チーム医療における看護の役割と機能について提案できる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:医療的ケア,キュアとケア, チーム医療
講義内容・授業計画
【講義内容】
1.在宅医療の現状と在宅におけるケアとキュアの融合
2.脳神経内科疾患に関する診断と治療(1)(特別講義)
   脳血管疾患および脳血管疾患による障害に関する診断と治療
3.脳神経内科疾患に関する診断と治療(2)(特別講義)
   認知機能障害に関する診断と治療
4.脳神経内科疾患に関する診断と治療(3)(特別講義)
   神経難病に関する診断と治療(医療的ケアが伴う者を含む)
5.循環器疾患に関する診断と治療(1)(特別講義)
   心不全に関する診断と治療
6.循環器疾患に関する診断と治療(2)(特別講義)
   心筋梗塞に関する診断と治療
7.循環器疾患に関する診断と治療(3)(特別講義)
   その他の心疾患に関する診断と治療
8.呼吸機能障害を伴う疾患に関する診断と治療(1)(特別講義)
   COPDに関する診断と治療
9.呼吸機能障害を伴う疾患に関する診断と治療(1)(特別講義)
   肺がんに関する診断と治療
10.腎臓機能障害に関する診断と治療(1)(特別講義)
   腎不全に関する診断と治療
11.腎臓機能障害に関する診断と治療(1)(特別講義)
   人工透析
12.緩和医療と緩和ケア(1)(特別講師)緩和医療の実際
13.緩和医療と緩和ケア(2)(特別講師)医療用麻薬による疼痛緩和
14.緩和医療と緩和ケア(3)(特別講師)緩和ケアチーム
15.在宅医療を推進するための在宅看護専門看護師の役割
対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
 基本的に対面で行うが,合理的な理由により適宜遠隔(オンライン)で実施する。なお,特別講義は医療機関での臨床講義となる場合もある。
生成AIの利用
全面的に許可
生成AI注意点
 この授業においては,授業内,予習復習において生成AIの利用を全面的に許可しており,生成AIの利用について制限を設けないが,生成AIの利用にあたっては「本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)」の記載内容について留意すること
 課題・レポート等の作成に際して,教員が認める範囲を超えて生成AI を使用したことが判明した場合は単位を認定しない,または認定を取り消すことがある。生成AIの出力した内容について,事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要であり,生成AIによる出力結果をそのまま課題・レポートとして提出してはならない。
教科書
資料を配布する。
参考文献
  • ローレンス・ティアニー / 松村 正巳:ティアニー先生の臨床入門,医学書院,2010
  • ローレンス・ティアニー / 松村 正巳:ティアニー先生の診断入門 第2版,医学書院,2011
  • 川村佐和子監修、川越博美他編集:在宅療養支援のための医療処置管理看護プロトコール第2版、日本看護協会出版会、2010
  • 和田忠志:在宅医療 臨床入門 (在宅医療の技とこころ),南山堂,2009
  • 舘村卓:臨床の口腔生理学に基づく摂食・嚥下障害のキュアとケア,医歯薬出版株式会社,2009
  • 鈴木匡子:症例で学ぶ高次能機能障害 病巣部位からのアプローチ,中外医学社,2014
  • 日本呼吸器学会COPDガイドライン第4版作成委員会編集:COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン,メディカルレビュー社,2013
  • 細谷龍男監修:腹膜透析療法マニュアル,東京医学社,2011
  • 中島孝:ALSマニュアル決定版、日本プランニングセンター、2009
  • 日本緩和医療学会編:がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2010年版、金原出版、2010
  • 日本褥瘡学会:在宅褥瘡予防・治療ガイドブック、照林社、2008

その他,適宜,国内外の重要文献の紹介,資料配布を行う。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して参考文献の該当箇所を熟読しておく(20h)
【復習】講義内容の理解を深めるために配布資料,参考資料を読み直し,課題の整理を行う(40h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
医療的ケアが必要な在宅療養者に対して,検査や処置,対症療法,薬物調整などについてアセスメントし,包括的な看護実践につなげられる者,ケアの質向上を目指したチーム医療を展開できる能力を習得した者に単位を付与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じて,S(90点以上),A(80〜89点),B(70〜79点),C(60〜69点)の成績評価を行う。
【成績評価の方法】
クラス討議への参加・貢献度(20%),レポート(80%)を基準として総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
講義時間または面談でコメントする。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
在宅医療を実践している医師(特別講師)が,その実践経験を活かして教授することから該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。