シラバス情報

授業科目名
心理学概論 (B)(全学共通科目)
(英語名)
Introduction to Psychology
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)/環境人間学部
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度前期
(Fall semester)
担当教員
井上 靖子
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
日時:メールによる連絡を受けて日時を調整する
場所:講義終了後の教室もしくは環境人間学部E棟204の教員研究室

連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/1-1〇/4-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
心理学は、心の働きや行動を科学的に探究する学問である。本講義では、心理学という研究方法、学問成立の歴史的背景を紹介するとともに、認知、発達、社会、臨床など主要な心理学領域について概説する。また、日常生活で経験する心の現象を、心理学の基礎知識を用いて説明できるようになることを目指す。そして、様々な視点から探究されてきた心理学の多面的な視点を学ぶことで、自己理解・他者理解を深め、学問的基礎について理解することを目的とする。

【到達目標】
1)心理学の主要な領域における心理学の基礎知識を説明できる、2)日常生活における様々な心の現象に対して心理学的な見方を適用できるようになる、である。
授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】心の仕組み、心と日常生活との関わり、人間理解
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、心理学の成立の歴史、知覚心理学、感情心理学、学習心理学、性格心理学、発達心理学、性差心理学、社会心理学、深層心理学、健康心理学、異常心理学、臨床心理学などの心理学の諸領域からトピックを取りあげ、それらの基礎知識の習得をめざす。
【講義の進行計画】
1.ガイダンス 心とは何か
2.心理学の歴史と心の特徴(意識と無意識)(テキスト 第1章)
3.「私」とは何か(心の深層から見える「私」)(テキスト 第2章)
4.ものの見方・捉え方における心(感覚と知覚)(テキスト 第3章)
5.人を行動にかりたてるもの(感情)(テキスト 第4章)
6.経験を通して学ぶ(学習)(テキスト 第5章)
7.その人らしさとは何か(性格・パーソナリティ)(テキスト 第6章)
8.心理テストを体験する(心理テストの演習)
9.家族関係の心理(親子関係の心理)(テキスト 第7章)
10.男女関係の心理(男と女の心の特徴)(テキスト 第8章)
11.個人と集団の心理(社会心理)(テキスト 第9章)
12.夢見のメッセージ(深層心理)(テキスト 第10章)
13.心の健康とストレス(メンタルヘルス)(テキスト 第11章)
14.心のトラブルを理解する(異常心理)(テキスト 第12章)
15.心の癒しについて考える(文学や映画等の作品分析)(テキスト 第13章)
パソコンの利用:資料等を印刷して持参できない場合はパソコンを持参すること。
対面・遠隔の別
遠隔(配信先)
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
対面授業のみだが、他キャンパスへ授業内容を同時配信。
遠隔授業単位上限の適用を受けない。
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
生成AIの利用にあたっては『本学の教育における生成AIの取り扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。
この講義においては、以下の範囲において、生成AIの利用を許可し、これ以外の範囲での利用は禁止する。生成AIの利用については担当教員の指示に従うこと。教員が認める範囲を超えて生成系AIを利用したことが判明した場合は、単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。生成AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。また、生成AIによる出力結果をそのまま課題・レポートとして提出した場合は単位を認めない。
<利用可の範囲>講義資料の要約、文書の翻訳・構成等
教科書
井上靖子編(2020)『経験と理論をつなぐ 心理学』八千代出版 
※テキストを参照して授業を実施するので、講義時間に準備することを推奨します。困難な事情がある場合は、遠慮なくメール等で連絡し、ご相談してください。こちらで対応を考えます。
参考文献
講義時間中も適宜、プリントを配布したり、その都度、参考文献を紹介する。
今田 寛・宮田 洋・賀集 寛共著(2016)『心理学の基礎』培風館
鹿取廣人他編(2024)『心理学[第5版補訂版]』東京大学出版会
川畑直人監修(2020)『心理学概論:歴史・基礎・応用』ミネルヴァ書房
長谷川寿一(2020)『はじめて出会う心理学[第3版]』有斐閣
森津太子・向田久美子(2024)『心理学概論[改訂版]』放送大学教育振興会

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】テキストの目次にしたがって講義をすすめるので、事前に次章とユニバーサルパスポートから配布する講義資料等を十分に読み込みしておく。また適宜、事前学習用の課題をユニパに掲載するので、その課題についてノートに記述して予習をしておく(1h×15回 15h) 合計15h
【復習】各講義において、講義後に学習した内容について整理してコメント用紙に記述する(0.5h×15回 7.5h)、心理テスト演習(バウムテスト等)のレポートを作成する(5h×1回 5h)。講義終了後、テキストを読み返したり、ユニバーサルパスポートから配布する講義資料等について読み直し、内容についての理解を深めること(1h×15回 15h)。また、単位認定レポート課題を作成する(テーマの探索 3h×1回 レポートの作成 14.5h×1回 17.5h)合計45 h

アクティブ・ラーニングの内容
各章で、個人で考えや気づきを言葉で表現したうえで、複数の学生による対話交流を予定している(6回程度)。また、心理テストの体験演習(バウムテスト等)では、自らの心の特徴について心理テストの結果を分析し、自己理解を深める(1回)。なお、対話交流では自ら話せる範囲のことを共有すればよく、話したくないことは話さなくてよいこと、また他者のどのような考えや気づきに対しても批判をせずに受け入れて傾聴することなどのルールを大切にする。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
心理学の基礎知識、基礎理論を理解し、文章や口頭で説明できる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
単位認定試験もしくはレポート60%、演習等の小レポート20%を基準として、講義のコメント、演習への取り組み、積極的な質問20%で評価する。詳細については各心理学担当教員の指示に従うこと。
課題・試験結果の開示方法
単位認定課題の結果については、基本的に学生に開示されない。単位認定課題レポート、講義のコメント、演習への取り組み、積極的な質問等をそれぞれ100点満点で評価し、パーセンテージに応じて成績評価を出しているため、その点を留意していただきたい。

履修上の注意・履修要件
・履修にあたっては、テキストや講義資料を読み込み、十分な事前学習をして講義に出席すること。また、講義後は内容が理解できているのか、テキストや講義資料を読み込み、十分な復習をしておくこと。
・ユニバーサルパスポートからの講義のコメントは1週間で読むことができない場合がある。そのため、質問がある場合は、授業についてのQ&Aなどに書き込むようにしてください。
・特別な事情がないのに20分以上過ぎての遅刻、途中退席は欠席扱いとなる。欠席の場合は、所定の用紙に理由を記述して提出する。1/3以上の欠席の場合、特別な事情がない限り、原則として単位を認めることが難しい。
実践的教育
教員は、臨床心理士、公認心理師の資格をもっており、心理テストや心理療法(カウンセリング)の臨床実践に従事し、スーパーヴィジョンを行う立場であるため、実践的教育に該当する。講義の到達目標である「目に見えない心と人間の行動や言動と関係づけて、その心の奥深さを具体的に表現でき、主体的に人生の過程を選べるようになる」に関して、こうした心理テストや心理療法(カウンセリング)の実践で培ってきた知見が生かされる。
備考
担当教員の専門は臨床心理学であり、心理療法の実践や心理臨床実践研究を行なっている。本講義は主として、担当教員の専門分野のうち、心理学という学問領域の基礎的部分を解説するものである。教員の心理臨床実践研究を知りたい学生は、下記のホームページなどを参考としてください。
https://researchmap.jp/roselily/research_areas

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。