シラバス情報

授業科目名
研究ゼミナールⅠ
(英語名)
Research Seminar Ⅰ(J)
科目区分
専門教育科目
[−]
対象学生
国際商経学部
学年
2年
ナンバリングコード
KCCBK2MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2026年度後期
担当教員
山田 一夫
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業終了後教室にて、またはメールで予約すること。

連絡先
kyamada@em.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】経済学を学ぶ上で、経済を貨幣の視点から考えることは重要である。この演習では貨幣論の基礎に対する理解を深める ことを目的とし、貨幣の概念やそれを取り巻く課題について論究する。

【到達目標】1)貨幣論の基礎理論を説明できること、2)マネーの現状を分析できること、である。 
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル: 未来のマネーを考えるための理解力を身につける貨幣論

キーワード: 暗号通貨(仮想通貨)、貨幣


講義内容・授業計画
【講義内容】本演習では最初にビットコインなどの暗号資産について紹介する。次いで貨幣論の基礎理論を紹介する。さらに貨幣の歴史を概観し、貨幣の現状について、具体的事例を通して検証を加えながら、その問題点や解決の方法をテキストを輪読し考察する。

【授業計画】
1.ガイダンス 本演習の目標や概要を説明する。
2.貨幣論(キーワード: 貨幣商品説、貨幣法制説)
3.ビットコイン(キーワード: 仮想通貨バブル、暗号資産)
4.マネーとは何か(テキスト第1章 キーワード: フェイ、タリー)
5.社会的技術(キーワード:貝殻の貨幣)
6.マネーの誕生(テキスト第2章〜第3章 キーワード: 古代ギリシャ)
7.マネー権力の誕生(テキスト第4章〜第5章 キーワード: 貨幣鋳造特権)
8.「銀行」の発明(テキスト第6章 キーワード: 証書為替システム)
9.イングランド銀行の発明(テキスト第7章 キーワード: ソブリンマネー)
10.ロックの貨幣論(テキスト第8章 キーワード: マネーの神格化)
11.金融危機(テキスト第9章〜第10章 キーワード: 古典派の欠陥)
12.マネーの構造改革(テキスト第11章 キーワード: ジョン・ロー)
13.イングランド銀行改革案(テキスト第12章 キーワード: バジョット)
14.銀行取付(テキスト第13章〜第14章 キーワード: セイの法則)
15.まとめと評価(到達度の確認)

※ スケジュールと内容は変更になる可能性があります。
※ パソコンの利用:使用しない。

対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
・対面授業のみ
・遠隔授業単位上限の適用を受けない
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
生成AIの利用にあたっては『本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。
この授業においては、以下の範囲において、生成AIの利用を許可し、これ以外の範囲での利用は禁止する。生成AIの利用については担当教員の指示に従うこと。
教員が認める範囲を超えて生成AIを利用したことが判明した場合は、単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
生成AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
また、生成AIによる出力結果をそのまま課題・レポートとして提出してはならない。

<利用可の範囲>
講義資料の要約、資料収集および要約、課題・レポート文案作成、文書の翻訳・校正等
教科書
フェリックス・マーティン (2014) 『21世紀の貨幣論』 東洋経済新報社(予習・復習やレポート課題などで使用するので、生協な
どで購入するのが望ましい)


参考文献
◦⽵⽥陽介 (2005) 『コア・テキスト⾦融論』 新世社
◦エドワード・グリフィン (2005) 『マネーを⽣みだす怪物』 草思社
◦岩村充 (2008) 『貨幣の経済学』 集英社
◦ニーアル・ファーガソン (2009) 『マネーの進化史』 早川書房
◦倉都康⾏ (2014) 『⾦融史の真実』 ちくま新書
◦⿊⽥明伸 (2014) 『貨幣システムの世界史(増補新版)』 岩波書店
◦祝⽥秀全 (2016) 『銀の世界史』 ちくま新書
◦⼭⼝揚平 (2017) 『新しい時代のお⾦の教科書』 ちくまプリマ—新書
◦デイヴィッド・オレル (2021)『ヴィジュアル版 貨幣の歴史』 原書房
他の文献は演習時間中に、適宜、紹介する。


事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの部分を事前読み込み(14回、14h)
【復習】ミニレポート作成(14回、14h)、演習内容の理解を深め定着させるためにテキストや資料を読み直し(14回、14h)、最終レポート作成(18h)


アクティブ・ラーニングの内容
演習終了後、毎回ミニレポートを提出してもらう。次の演習で講評を行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
貨幣論の基礎理論を説明できること、マネーの現状を分析できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
最終レポート50%(ミニレポート10%を上限として最終レポートに加味する)、プレゼンテーション50%を基準として、
受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。


課題・試験結果の開示方法
ミニレポートは、注意点などを次の演習の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
①ミクロ経済学入門とマクロ経済学入門を履修済みであること。
②レポートの書き方については、下記の参考文献に従って作成してください。表紙については履修の手引きの該当箇所を参照して
ください。レポートで剽窃が発覚した場合は0点となるので注意してください。
◦沼崎一郎 (2018) 『はじめての研究レポート作成術』岩波ジュニア新書

実践的教育
該当しない
備考
・貨幣に興味を持って演習に参加してください。

・質問などはユニバーサルパスポートのQ&Aは使わずに、大学から配布されたアドレスからメールを使って送ってください。

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。