|
教員名 : 小西 美和子
|
授業科目名
生活援助論演習Ⅱ
(英語名)
Foundation Care Practice II
科目区分
専門教育科目
−
対象学生
看護学部
学年
2年
ナンバリングコード
ANNBN2MCA3
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2026年度前期
担当教員
小西 美和子、大谷 智恵、赤松 由希絵
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
月曜日5限終了後(講義後は307、演習後は実習室)
連絡先
小西美和子(miwako_konishi●cnas.u-hyogo.ac.jp)
大谷智恵(chie_otani●cnas.u-hyogo.ac.jp) 新任 ●は@に変換のこと 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎/2〇/3〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
『生活援助論』では、人間の生活やその環境について学んだ。『生活援助論演習Ⅰ』では、看護の5つの基本的機能や療養者のADLのアセスメントについて学んだ。人間にとって食事は単なる栄養補給ではなく「食べる」ことは、人間として生きている証である。また、排泄は内部環境の恒常性を維持するためだけでなく、人間の自立と自尊心にも影響を与える。『生活援助論演習Ⅱ』では、その人らしく生活するための基盤としての食事・排泄の意義や援助内容を学ぶ。また、2つの事例(頚髄損傷、頚椎症性脊髄症)を用いて病態の理解、アセスメントから個別性に合った援助計画、実践、評価までを理解し、自ら説明できることを目的とする。 【到達目標】 1. 当事者(頚髄損傷者)の語りから、障害をもって地域で生活することについて説明できる。 2. 日常生活動作の中の「排泄する」、「食べる」に関する援助に求められる知識、基本技術、態度を説明できる。 3. 日常生活動作を援助する上で求められる看護の5つの基本的機能を用いて、「排泄」、「食事」に必要な援助を説明できる。 4. 演習では、日常生活動作を援助するための看護援助技術のうち、看護者、療養者役の両方から食事、排泄の援助を体験する。これらの体験を通して、看護者に求められる姿勢・態度について根拠をもって説明できる。 5. 事例学習では、事例の症状、ADLのアセスメントから個別性のある援助計画を立案し、実践、評価できる。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:疾患、年齢、ADLの異なる事例を用いて、病態、ADLのアセスメントから個別性のある看護援助計画立案、実施、評価までを行う
講義内容・授業計画
Ⅰ.講義内容
講義、演習を通して人間にとって「排泄する」、「食べる」について考えるとともに、療養が必要な対象の日常生活援助の在り方 について考え、個別性をふまえた実践と評価ができるまでを目指す。 Ⅱ.授業計画 本科目は、実践的教育に該当する。 1-2.【講義】オリエンテーション ・生活援助論演習Ⅰ最終レポート(老年期の入院患者に対する援助計画)の振り返り ・アセスメントと個別性にあった援助方法について 3.【講義】事例Tさんの病態、ADL、生活への影響について ・事例Tさん(頚髄損傷者)の病態、日常生活への影響、ADLについて話し合う ・事例TさんのADLについてのグループワーク(移乗・移動・整容・洗髪・更衣) 4-5.【講義】事例Tさん(頚髄損傷者)をゲストスピーカーとして迎え、「障害をもって地域で生活することについて」の講義 6-7. 【講義】「排泄」の援助に必要な知識と技術 ・排泄援助に必要なアセスメント、援助方法について (基礎看護技術Ⅱ第3章,基礎・臨床看護技術第3章) 8-9. 【講義】「食事」の援助に関する知識と技術 ・食事援助に必要なアセスメント、援助方法について ・事例(老年期の頚椎症性脊髄症患者)についての病態、援助方法について ・(基礎看護技術Ⅱ第2章、第6章口腔ケア,基礎・臨床看護技術第2章) 10-11/12-13 【演習】※1学年を2グループ(A/B)に分け、2コマで週ごとに交代で演習を行う :「排泄」の援助技術 陰部洗浄 (実習室A) :「食事」の援助技術 事例(老年期の頚椎症性脊髄症患者)に対しての援助を実践する(307・実習室B) ・援助計画とは何か ・看護問題、看護目標、観察計画、治療計画、教育計画、評価 14-15. 【講義】まとめ ・事例(老年期の頚椎症性脊髄症患者) の食事の援助計画について、グループ内でカンファレンスを行う ・ADLの違いによる看護介入(個別性)について解説する 対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
対面
・対面授業のみ ・遠隔授業単位上限の適応を受けない 生成AIの利用
完全に禁止
生成AI注意点
この授業においては、生成AIの利用を禁止している。
授業内での利用は厳禁であり、違反したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 生成AIの利用に関わらず『本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。 教科書
1.任和子:系統看護学講座専門Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ 基礎看護学③ 第19版 医学書院 2025
2.任和子、井川順子:根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術 第3版 医学書院 2021 参考文献
川口孝泰,佐藤政枝,小西美和子:演習を通して伝えたい看護援助の基礎のキソ,医学書院,2013(図書館にあり)
任和子他:系統看護学講座専門Ⅰ 基礎看護技術Ⅱ 基礎看護学③、第19版 医学書院 2024 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】(各授業60〜90分)
・「食事」,「排泄」に関連する講義・演習に必要な基本的な知識・技術について、ワークブック形式の課題と実施する技術に関する援助計画の作成を行います。 ・看護計画立案に関して、グループワーク前に個人での看護計画の作成を行います。 ⇒反転授業を基盤としているため、講義・演習までに自律して課題に取り組んでください。 【事後学習】(各演習30〜60分) ・演習後レポートについては、UNIVERSAL PASSPORTに課題を示すので演習までにレポート課題を確認の上、演習に取り組んでください。 アクティブ・ラーニングの内容
TBL(チーム基盤型学習)に基づいて授業を進めていきます。
授業・演習は、ランダムにグループ分けしています。15回の講義は全てこのチームで受けます。 生活援助論演習ⅡにおけるTBLは3つのフェーズを用意しています。 1. 予習資料に基づく自己学習 2. 演習を通して実践し、個人での看護計画を洗練させる 3. 洗練させた個人の看護計画からチームの意見を融合して最終的な看護計画の立案 チーム全体で成長することを目指しています。 成績評価の基準・方法
【評価基準】
講義・演習を通して、食事・排泄の援助を行う意義を理解し、援助技術に関する根拠や方法を説明できる者。また、事例を基に療養者のセルフケア能力をアセスメントし、個別性に応じた援助内容(情報収集・計画立案・実施・評価)を導き出すことができる者に単位を授与する。 【評価方法】 成績評価(S〜D)は、レポートの内容で行う。 1.ゲストスピーカーに関する予習(10点)、事後レポート(10点) 2.排泄援助の予習(10点)、演習レポート(10点) 3.事例(老年期の頚椎症性脊髄症患者)の食事の予習(援助方法)10点、演習レポート10点 4.課題事例に関する援助計画の完成版(40点) *レポート等の提出期限の遵守に関しては評価の対象とする。 *技術演習の体験を事前学習・講義で得た知識を基に、看護の5つの基本的機能を根拠づけながら、演習レポートで振り返る ことが出来ているか、アセスメントができているかについて評価する。 *個別性に応じた援助内容の到達度については、個人レポート[援助計画の立案]から評価する。 1〜4の合計の9割以上をS、8割以上をA、7割以上をB、6割以上をC、6割以下をDと評価する。 課題・試験結果の開示方法
全てのレポート(予習レポート、演習レポート、最終レポート)に関しては、UNIVERSAL PASSPORT上で各自に点数を公表し、全体に評価基準についてフィードバックを行う。
グループワークに関しては、第15講で学生同士でフィードバックを行う。 履修上の注意・履修要件
≪履修上の注意≫
1.講義には予習・復習をしたうえで講義に出席すること。予習については講義中に使用することがあるため、印刷するかPC・スマホ等で手元で確認ができるよう準備してください。 2.演習では、事前に配布している予習編を活用し、技術についてイメージができるように動画を視聴した上で事前準備をしてください。 3.やむを得ず欠席する場合は、必ず連絡(メール)を入れること。無断欠席はしないようにしてください。演習を欠席した場合、自 己演習となります。 自己演習希望する場合は教員に連絡し日程調整を行ってください。 ※学校感染症に関連する欠席については担当教員に必ず連絡をいれてください。 実践的教育
看護師の実務経験のある教員が、具体的事例の議論を交えた講義を行うことより、実践的教育に該当する。
備考
指定規則に定める別表の種類とそれぞれの別表で定める教育内容の
当該科目で教授する教育内容 別表3(看護師課程):基礎看護学,老年看護学 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|