シラバス情報

授業科目名
福祉社会学特論
(英語名)
Advanced Study of Sociology for Social Work
科目区分
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度前期
担当教員
竹端 寛
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標5/目標10
オフィスアワー・場所
事前に連絡の上でオンラインか対面で
連絡先
bataあっとまーくshse.u-hyogo.ac.jp
(あっとまーくを@に変えてください)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/1〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
この講義では、福祉的現象がどのような社会構造と相互関係にあるのか、を深く考察することを目的とする。
【到達目標】
本年度は「セルフヘルプグループとピアサポート」を主題として掲げた。
同じ悩み事や生きづらさ、生活課題などを抱えた人々の学び合いグループであるセルフヘルプグループや、仲間同士の助け合い活動であるピアサポートは、問題が個人化・自己責任化されている現代日本社会の閉塞感を開く、可能性のある組織化プロセスである。
今年はセルフヘルプグループやピアサポートの具体的な活動を学びながら、福祉的課題を分析する視点を獲得することを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
今回は4回(土日:別途掲示予定)の集中講義形式で行う。原則オンラインで行い、1回は対面で行う予定である。毎回セルフヘルプグループ(SHG)やピアサポートの実践者・研究者にゲストでお越し頂き、議論を深めながら講義を展開していく。日程や具体的な課題などを受講者に詳細を伝えるため、受講決定者は速やかに竹端にメールをしてください。

1,イントロダクション
2,セルフヘルプグループ(SHG)やピアサポートの原理を知る
3,SHG/ピアサポートの実際を聞く—実践者による報告
4,SHG/ピアサポートについて語る—実践報告に基づくモヤモヤ対話
5,ソーシャルワークとの接点について考える考え合う—ソーシャルワークとの接点について考える①
6,当事者主体の原理を知る
7,当事者主体と専門性の関係性を捉え直す
8,当事者主体と専門性に関するモヤモヤ対話
9,当事者主体と専門性について考え合う—ソーシャルワークとの接点について考える②
10,反専門職主義とSHG/ピアサポート
11,リカバリーとSHG/ピアサポート
12,組織化とSHG/ピアサポート
13,脱医療化とSHG/ピアサポート
14,当事者研究とSHG/ピアサポート
15,相互評価と振り返り
対面・遠隔の別
遠隔<完全オンライン>
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
原則オンラインで行い、1回は対面で行う予定である。
生成AIの利用
全面的に許可
生成AI注意点
この授業においては、授業内、予習復習、レポート等を含む成果物作成等において生成AIの利用を全面的に許可しており、 生成AIの利用について制限を設けないが、生成AIによる出力結果をそのまま課題・レポートとして提出してはならない。生成AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
使用した場合にその旨をレポート等に記載するかどうか等については、担当教員の指示に従うこと。
教科書
課題図書として事前に目を通すテキストは、以下の文献等の中から選び、4月の段階で受講者にお伝えする予定である。

参考文献
絶望と熱狂のピアサポート——精神障害当事者たちの民族誌 』横山紗亜耶著、世界思想社
セルフヘルプグループ: わかちあい・ひとりだち・ときはなち』岡知史著、星和書店
べてるの家の「当事者研究」』浦河べてるの家編、医学書院
精神医療ユーザーのめざすもの: 欧米のセルフヘルプ活動』メアリー・オー・ヘイガン著、解放出版社
刑務所に回復共同体をつくる 』毛利真弓著、青土社
『プリズン・サークル』坂上香著、岩波書店
『その後の不自由』上岡陽江・大嶋栄子著、医学書院
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
課題図書などの事前課題に3h程度、議論内容の復習などに3h程度、時間をかけること
アクティブ・ラーニングの内容
毎回受講者同士やゲストとの議論に基づく講義を予定している。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
セルフヘルプグループやピアサポートの構造と課題を理解し、その相違点や協働可能性について考察することができる者に単位を授与する。 
講義目的・到達目標に記載した福祉的課題を分析する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

成績評価の方法
小レポート40%、最終レポート60%を基準として、総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
毎回のレポートについては、ユニパを通じたフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
この授業は遠隔授業(原則自宅等で受講)と一回の対面授業の組み合わせで行う(日程は4月に指示する)。履修者は、自宅等で遠隔授業を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)を整えること。なお、通信環境に不安がある場合は、履修登録前に教員または学務課に相談すること。
実践的教育
該当しない
備考
担当教員は福祉社会学の研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野である福祉社会学の学問的基礎部分を解説するものである。詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。