シラバス情報

授業科目名
生物化学4
(英語名)
Biological chemistry 4
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)/教職課程科目
生物化学4
対象学生
理学部
学年
2年
ナンバリングコード
HSSBA2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度後期
(Fall semester)
担当教員
衣斐 義一
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
質問などの受付時間帯
平日:9:00から 18:00まで
土曜日:10:00から17:00まで
研究棟607号室あるいは周辺の実験室
                                                       
    
連絡先
emys@sci.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/5◎/8◎
研究科DP
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/ー

講義目的・到達目標
【講義目的】 糖とアミノ酸を中心にして、生体分子の構造と反応性および生体内での酵素反応を理解することに焦点を絞り、生命科学を学ぶ上での基礎事項を有機化学的な側面から理解する。さらには酵素による触媒反応について有機化学的側面から論考することを目標とする。また、生命科学の研究で広く行われている、タンパク質や糖などの各種の分析法についても理解する。

【到達目標】
(1) 生体分子を構成する糖質とアミノ酸の構造と反応性を説明できる。
(2) 酵素が触媒する反応を有機化学の側面から比較して説明できる。
(3) タンパク質や糖質などの生命科学の研究で必須な分析法について、生体分子の反応性と原理を関係づけて説明できる。
                                                       
    
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:生体分子の化学と生理学の橋渡し
キーワード:立体化学、糖、アミノ酸、ペプチド、タンパク質、核酸、脂質、酵素の反応触媒メカニズム、酵素反応速度論、生体分子の分析法
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では最初に有機化学の基礎事項を復習し、次いで糖質とアミノ酸の構造や反応性を概説する。その後、酵素による反応触媒機 構について、反応機構の概論と酵素反応速度論を講述する。

【授業計画】
第1回:生体分子の基礎事項(構造と立体化学、命名法など)
第2回:糖質(1)、単糖類を中心に構造や反応の総論
第3回:糖質(2)、多糖類を含めた化学構造の総論
第4回:糖質(3)、反応性
第5回:糖質(4)、反応性
第6回:アミノ酸(1)、化学的性質の総論
第7回:アミノ酸(2)、ペプチドの性質、ペプチド形成反応、生合成と化学合成の違い 第8回:タンパク質の構造、合成法、分析法など
第9回:化学反応概論、演習
第10回:酵素による触媒メカニズム(1)、総論および反応速度論
第11回:酵素による触媒メカニズム(2)、加水分解反応、β-ガラクトシダーゼ、キモトリプシン、RNase
第12回:酵素による触媒メカニズム(3)、解糖系酵素、グルコキナーゼ、グルコース6-リン酸イソメラーゼ、アルドラーゼ
第13回:酵素による触媒メカニズム(4)、補酵素が関わる反応など、演習
第14回:核酸
第15回:脂質
定期試験
                                                       
    
対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
対面授業のみ
遠隔授業単位上限の適用を受けない
生成AIの利用
全面的に許可
生成AI注意点
「生成AIの利用にあたっては『本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。
この授業においては、授業内、予習復習、レポート等を含む成果物作成等において生成AIの利用を全面的に許可しており、生成AIの利用について制限を設けないが、生成AIによる出力結果をそのまま課題・レ ポートとして提出してはならない。生成AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。使用した場合にその旨をレポート等に記載するかどうか等については、 担当教員の指示に従うこと。
教科書
教科書は特に指定しない。
講義の各回で授業資料および理解度チェックシートを配布する。 
参考文献
(1) 相本三郎・赤路建一「生体分子の化学」(化学同人)
(2) ヴォート「生化学(第4版)」(田宮信雄他訳、東京化学同人)などの生化学の教科書。この他にも多数の教科書が図書館に所蔵されている。
(3) B. Alberts他「Essential 細胞生物学」(中村桂子・松原謙一監訳、南江堂)
                                                       
   
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習:授業に際して指示する教材の事前読み込み(15h) 
復習:チェックシートと問題演習の見直し(20h)、授業資料を読み直して講義内容の理解を深める(25h)
アクティブ・ラーニングの内容
各回の講義が終了する前に講義内容の要点をまとめるチェックシートや演習問題を配布する。20分前後の時間を使って計算などの演習問題に解答、各自の力で要点を論述する。また、質問などがあれば用紙に追記する。最後に用紙を回収し、担当教員がチェックすることで構造式の誤りなどがあれば修正する。質問などにはユニバーサルパスポートを通して回答する。回収した用紙は次の講義の際に返却する。
                                                       
    
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準
 糖やアミノ酸の構造と反応性、および酵素による反応触媒機構を説明できる者については、講義目的・到達目標に記載された到達度に基づき、S (90点以上)、A (80点以上)、B (70点以上)、C (60点以上)による成績評価を行い、単位を付与する。

【成績評価の方法】
定期試験で評価するが、各講義回で配布する理解度チェックシートの内容などを含めて評価する。
課題・試験結果の開示方法
(1) 講義で配布するチェックシートと演習問題は、その日の講義の中で解説するとともに、ユニバーサルパスポートを通して解答例などを公開する。
(2) 定期試験の講評と解答は、ユニバーサルパスポートを使って示す。
履修上の注意・履修要件
(1) 本講義は生化学分野および細胞生物学分野と密接に関連していることを鑑みて、基本的な事項はこれらの分野に関連する講義で履修していることを前提にする。また、有機化学の内容も扱うことから、初歩的な有機化学の講義を履修していることが望ましい。但し、化学分野の重要な事項に関しては説明する。
(2) 授業中に配布した資料と演習問題、「講義内容・授業計画」に記載した項目などについて、十分な予習と復習をして講義に臨むこと。
                                                       
    
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。