シラバス情報

授業科目名
生命科学入門
(英語名)
Introduction to Life Science
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
-
対象学生
理学部
学年
1年
ナンバリングコード
HSSBA1MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度前期
(Spring semester)
担当教員
水島 恒裕、吉久 徹、宮澤 淳夫、八田 公平、梅園 良彦、吉田 秀郎、西野 有里、久保 稔、後藤 忠徳、緒方 英明、當舎 武彦、稲木 美紀子、國枝 武和、佐藤 耕世
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
問い合わせは各担当教員まで
連絡先
mizushi@sci.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/9◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】理学部生命科学科で行われている各研究分野について俯瞰し、今後の生命科学の勉強に参考となる情報を得ることと、大学で学修するために必要な基本的アカデミックスキルを習得することが、本講義の目的である。
【到達目標】今後の大学生活の間に自身がどのような目標に向かって生命科学の勉強を行いたいか、そのためにはどのような授業を選択すれば良いか、どのような態度で学修をすれば良いか、各自が必要な知識・思考力・判断力を持ち主体的に判断できるようになること。大学での学習に必要な基本的なアカデミックスキルを身につけること。加えて、履修生のうち理学部生命科学科の学生は、2年生で行われる「基礎ゼミナール」を受講できるようになることを到達目標とする。 
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:生命科学、アカデミックスキル
講義内容・授業計画
生命科学科の教授などが担当する1講師1回のオムニバス方式の授業であり、毎回、基本的なアカデミックスキルなどの大学における学修の方法(大学での学習と研究、読む、聞く、書く、話す、調べる、考える、レポートの作成、プレゼンテーション)に関する講義と、生命科学各分野の内容の説明とで構成されている。特に、大学で学ぶことの重要性(大学で何を学ぶべきか、主体的な学習法とは)や学ぶ態度(学習上の倫理)、学ぶスキル(講義の受け方、ノートの取り方、文献や資料の収集法と利用法、文章作成法)の基本に関して、はじめの3回の講義で取り上げ、大学での学修のスムーズなスタートを計る。より後の講義では、大学や理学部とは何か、自然科学研究の意義と方法、学術論文や専門書の読み方、口頭発表の方法などより深い学修に必要な事項・スキルを取り上げる。レポートの作成法と図表の作成法は、生物学実験の方で学習するので、本授業では詳しくは取り上げない。

専門コースを紹介する各回の生命科学分野の内容と講師について、実際の生命科学研究の現場と授業科目の対応も含め、下記に記す。

1. ガイダンス(水島恒裕)
2. 機能分子としてのRNAとその一生(吉久徹)
3. X線でタンパク質の立体構造を見る(緒方英明)
4. 電子顕微鏡法による生体分子構造の解析(宮澤淳夫)(※)
5. 小胞体ストレス応答とゴルジ体ストレス応答(吉田秀郎)(※※)
6. シナプスにおける情報伝達のしくみ(西野有里)
7. 細胞移動が導く生体の形づくり(稲木美紀子)
8. 生命を支える循環システム — 血管から読み解く生命科学— (中嶋洋行 )(※)
9. 地下環境のモニタリングと計算機テクノロジー(後藤忠徳)(※)
10. 生体内における金属イオンの役割(當舎武彦)(※)
11. タンパク質の分解による生命機能の制御(水島恒裕)
12. 動物はどこまで環境に適応できるか (國枝武和)
13. 幹細胞からどのようにして組織・器官は再生するのか(梅園良彦)(※)
14. タンパク質の働きを分光学で読み解く (久保稔)(※)
15. 性行動を生み出す脳と遺伝子のしくみ (佐藤耕世 )
対面・遠隔の別
対面
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
・対面授業のみ
・遠隔授業単位上限の適用を受けない
生成AIの利用
利用する場面を限定し許可
生成AI注意点
生成AIの利用にあたっては『本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。
この授業においては、以下の範囲において、生成AIの利用を許可し、これ以外の範囲での利用は禁止する。生成AIの利用については担当教員の指示に従うこと。教員が認める範囲を超えて生成AIを利用したことが判明した場合は、単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。生成AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。また、生成AIによる出力結果をそのまま課題・レポートとして提出してはならない。
利用可の範囲:講義資料の要約、課題・レポート文案作成等
教科書
Alberts 他 著、中村桂子、松原謙一監訳 Essential 細胞生物学 第5版 (南江堂) (生協等で購入する)
天野明弘・太田勲・野津隆志編集(2008)『スタディ・スキル入門—大学でしっかりと学ぶために—』有斐閣 (生協等で購入する)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】テキストとあらかじめダウンロードした講義資料を必ず授業前に読んでおくこと。(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキストを読む。(15h)、レポート作成(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
毎回与えられた課題を理解し、レポートを作成できたものに単位を付与する。
講義目的・到達目標に記載した能力の到達度に応じてS(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)までの成績を与える。
成績評価の方法
レポートを基準として総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評する。
履修上の注意・履修要件
理学部生命科学科の新入生は全員受講しなければならない(必須科目)。
パソコンの利用:毎回出席確認に使用するため、ノートPC、タブレット、スマートフォンのいずれかを準備すること。
実践的教育
本授業を担当する講師の約半数は国立や民間の研究機関で実務経験がある。該当する講師は、国立、民間の研究機関での実務経験に基づいた講義を行う。
(※)の講義では国立研究開発法人における構造生物学、分子生物学、発生遺伝学、地球環境科学などの研究の成果を、(※※)の講義では製薬会社における新薬開発基礎研究の成果を実践教育する。
備考
・講義の順番は変更される場合がある。最終的な講義スケジュールは、最初のガイダンス時に示す。
・毎回の講義で出されるレポートの課題は、生命科学に関する各回の講義内容に深く関連したものとなっている。授業を受講しないとレポートを書くことはできないので注意すること。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。