|
教員名 : 藤野 一夫
|
授業科目名
芸術学
(英語名)
Arts
科目区分
全学共通科目
—
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2026年度後期
担当教員
藤野 一夫
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4/目標10/目標11/目標17
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
講義終了後、教室にて
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
ー
全学DP
1-1◎/2-1◎/4-1◎
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【目的】「芸術とは何か」を多角的に考え、「芸術と社会との関係」に対する理解を深め、芸術の公共性に基づく本質的な価値を中心に、それがなぜ人間と社会にとって必要不可欠なものであるかを認識することが、本講義の目的である。
【目標】芸術の自律性と公共性を深く認識すること通じて、自分の人生と社会のあり方を多面的に省察する構想力を養い、生きる力と社会を変えるための知恵を身につける。 授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】芸術と共に生き、文化的コモンズをつくる
【キーワード】芸術の自由、自律性、公共性、文化的コモンズ 講義内容・授業計画
芸術学とは一方で「芸術とは何か」を考え、様々な芸術に共通する原理(法則性)を探究する理論的研究であるが、他方では音楽、美術、演劇、舞踊などの個別芸術ジャンルの特徴を究明する歴史的、実証的研究でもある。本講義では芸術についての理論的基礎を説明した上で、主に音楽、演劇、舞踊などのパフォーミングアーツの特質を、いくつかの実例(作品)を取り上げて解明し、さらに芸術が持つ自律性、公共性、伝達性(社会形成力)に焦点を当て、文化政策やアートマネジメントといった応用芸術学の知見を踏まえて「文化的コモンズ」をつくる取り組みについて紹介する。
1. 「芸術」とは何か、また「芸術学」とは何かについて、さらに「美学』と「芸術学」の違いは何かについて、芸術の概念と定義を中心に多角的に論じる。 2. 芸術の自由と自律性(自己目的性)、伝達性と公共性(社会形成力)について考察し、「文化的コモンズ」形成への展望を開く。 3. 「芸術の表現」とは何かを考察し、また「芸術の種類」(ジャンル分け)について論じる。 4~10. 西洋近代市民社会の形成と芸術の自律性の確立およびそのディレンマについて、パフォーミングアーツを中心に、芸術家の生涯や芸術作品と社会背景との関係から具体的に解明する。芸術が生まれ、社会と関わる場としては劇場、教会、コンサートホールが中心となるが、美術やミュージアムの変遷ともパラレルな関係にあるため、造形芸術についても適宜、言及したい。 11. 現代にまで至る文化政策と文化行政について、日本とドイツを比較しながら多角的に論じる。 12. 劇場、コンサートホールの現代社会における意義と役割を、その施設と運営、具体的な仕事内容を通じて説明する。 13. 「アートマネジメントとは何か」を説明し、特に現代日本の地域再生と「文化的コモンズ」の形成にとって、それが必要不可欠な手法であることを明らかにする。 14. 「文化的コモンズとは何か」、その形成がなぜ必要必要不可欠であるかについて、全国各地での取り組みを踏まえて考える。 15.まとめと評価(到達度の確認) 対面・遠隔の別
遠隔(配信先)
実施方法及び遠隔上限適用対象の別
・遠隔授業のみだが、他キャンパスでは同じ授業が対面で行われている
・遠隔授業単位上限の適用を受ける 生成AIの利用
完全に禁止
生成AI注意点
この授業においては、生成AIの利用を禁止している。授業内での利用は厳禁であり、違反したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
「生成AIの利用にかかわらず『本学の教育における生成AIの取扱いについて(学生向け)』の記載内容について留意すること。」 教科書
必要な文献・資料を適宜指示する。
参考文献
渡辺 護『芸術学』(東京大学出版会)
藤野一夫『みんなの文化政策講義 文化的コモンズをつくるために』(水曜社) 藤野一夫『基礎自治体の文化政策 まちにアートが必要なわけ』(水曜社) 藤野一夫『地域主権の国 ドイツの文化政策』(美学出版) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
アクティブ・ラーニングの内容
芸術においては、何よりも芸術体験が重要であり、概念的な説明は、実際に登山をしないで登山地図(概念図)やガイドブックを読んでいるのに等しい。講義では、できるだけDVDなどの視聴覚資料によって疑似体験を提供するが、芸術学にとってのアクティブ・ラーニングとは実際にリアルな公演や展覧会を体験することに他ならない。そののちに同じ体験をした仲間と議論することである。そのような鑑賞と議論の機会を可能な限り紹介し、人数的に現実的であれば、実際に引率・ガイドしたい。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義内容を理解し、その社会実践(芸術体験から文化的コモンズの形成まで広範囲に及ぶ)ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 レポート・小テスト30%、定期試験70%、発表内容、実技等を基準として、総合的に評価する。 ※全講義への出席が前提なので、出席回数は評価の対象としない。 ※「参加」、「Attendance」、「Participation」を使用しない。 課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。 定期試験は、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。 履修上の注意・履修要件
芸術に興味があり、多様な芸術体験を持った学生の履修を望む。
講義期間中に参加・鑑賞した芸術体験について、小レポートとして提出してもらう(最低2回)予定。 授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。 当授業は神戸商科キャンパスから同時配信される映像を、教室にてモニターに投影するため、基本、履修者各自がPC 等のデバイスを持参する必要はありません。(但し、授業の中で、各自PC からユニパへ接続するなど、PC 持参が必要になる場合は事前に連絡します。) 実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|